出版社内容情報
合理主義、進化論、プロセス志向を統合したユニークな戦略論。あなたをシナリオ・プランナー=ストラテジストに変える。
内容説明
戦略策定を「専門家」に任せるな。合理主義、進化論、プロセス志向を統合したユニークな戦略論。あなたをシナリオ・プランナー=ストラテジストに変える実践的教科書。
目次
第1部 背景編(シェルの5つの発見;経営戦略論の3学派)
第2部 基礎編(ビジネス・モデルを効果的に機能させる;不確実性に対処する;シナリオとビジネス・モデルの適合を図る ほか)
第3部 実践編(シナリオ・アジェンダを設定する;ビジネス・モデルを議論する;競合ポジション分析 ほか)
第4部 制度編(変化のマネジメント;プランニング・プロセス;戦略的対話の手引き)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
VIRGIL
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シナリオプランニングは、予測ではない。また、当てることが目的でもない。将来に対するシナリオを複数用意し対応力を高めておくこと。その際、確実に起こることと、不確実性のあるシナリオを峻別し、頭の体操をしておくことでもある。難しいことでもなく、万能なものでもないが、必要な方法論と理解。2016/08/06
角山 貴信
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シナリオ・プランニングの概要とその立案方法を説明した一冊である。 一般的に言われる「予測」とは違う、戦略を立案、検証する際のシナリオ・プランニングの手法を紹介している。シナリオ・プランニングの特徴としては、時系列的に因果関係を考察して、そこから未来のシナリオを検討していくという点である。そのため、因果関係の組み合わせによって、シナリオが複数検討され、それぞれのシナリオの現実性や、すべてのシナリオにも耐えられる戦略の策定といった、リスク思考的な戦略立案を可能にしていると読めた。 2016/01/04
kurita takahiro
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普段使わない思考方法であることと、実行する時の作業量が複雑かつ膨大で所見での理解に苦労したが、ポジティブフィードバック、ネガティブフィードバックのモデルは興味深い。2013/10/08
miura
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本筋ではない部分だと思うけど、SWOT分析した時に強みを見つけたら、なぜ他は出来ていないのか、について考える事を勧めているのが印象に残った。2021/03/20
©️
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未来の見通しが立たず唯一の正解がない前提で、どのように組織の戦略をプランニングしていくか。シナリオを軸にする方法について書かれた一冊。前半でシナリオプランニングの意義を学び、後半で具体的なフレームなども登場し、実践の方法について学べる。2020/08/10
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- 和書
- 京都美山のかやぶき君