出版社内容情報
グローバル化進展のなかCFOが日本企業再生の鍵を握る。企業財務のオフィサーとしての基本的役割、必要な能力、心構えを解説。
内容説明
グローバリゼーションの進展によって崩壊した日本型経営システム。経営の透明性と株主価値の最大化が、新しい経営システムへの転換の2大課題である。その鍵を握るのは、積極的な財務戦略をリードするCFO(最高財務責任者)。従来型の経理財務担当役員とはまったく違うCFOのあり方について、本書は日本で初めて明確な定義づけを行なう。
目次
第1章 ようやくCFOの出番がくる
第2章 CFOの役割
第3章 CFOの実践的心得
第4章 ビジネス・パートナーとしての課題
第5章 日産リバイバル・プランに学ぶCFOの役割
第6章 CFOを育てる
第7章 変革への挑戦
終章 CFO、二一世紀の役割
著者等紹介
行天豊雄[ギョウテントヨオ]
1931年生まれ。東京大学経済学部卒、大蔵省(現・財務省)財務官、東京銀行取締役会長を歴任。その間ハーバード大学、プリンストン大学客員教授を務める
田原沖志[タハラオキシ]
1945年生まれ。同志社大学法学部卒、日本テキサス・インスツルメンツ社、シュルンベルジェ社などのコントローラーを経てサン・マイクロシステムズ社の専務取締役経理財務本部長として日本のCFOを10年間務める。現在、エグゼ・アソシエイツ代表、日本CFO協会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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aloha0307
18
メガバンク、その後米銀勤務時は取引先のCFOと折衝・対峙していたが、40台前半には投資先のCFOとして数年経験した。企業価値向上の司令塔として、投資家との対話を担い、グループ経営のハブとして働き非常にいい経験をさせていただいた(いまは製造業の一介の経理・財務課員に過ぎないのだが)。我が社をみてみると、日常の延長で業務に没頭しているから事業の将来を考えることが驚くほどできていない。提出された資料の数字、内容を弄ぶばかりの経営者(いっぽう、自らは何も発信しない)。これじゃあダメだね。2017/11/05
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