出版社内容情報
各人が果たすべき役割を明確化し、その成果を重視することにより、企業業績の向上を図るシステム、それがこのシステムだ。
内容説明
職能資格制度の特徴は「能力に基づく処遇」である。そして能力の評価は「会社の求める人材像」に基づくとしている。しかし、会社の求める人材像とはどんなものか。それは極めて曖昧である。本来、企業が求めるものは成果である。すなわち、「会社が目的とするものは成果であり、能力は成果を出すための手段なのである」。役割・成果対応人事システムでは、まず、経営戦略から期待される成果を徹底的に追究し、明確化し、成果を出すために必要なスキルを明らかにする。すなわち役割・成果対応人事システムは、企業の経営戦略実現のための人事システムなのである。
目次
第1章 人事システムを取り巻く環境変化と現行システムの問題点
第2章 役割・成果対応人事システム
第3章 役割・成果管理制度
第4章 役割・成果評価
第5章 賃金