チェンジ・ザ・ルール!―なぜ、出せるはずの利益が出ないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478420447
  • NDC分類 933
  • Cコード C2034

出版社内容情報

IT投資によるテクノロジー装備だけでは、利益向上にはつながらない。ルールが何も変わっていないからだ。『ザ・ゴール』の著者の最新作!

内容説明

在庫削減を目的にERPを導入。だが、むしろ在庫は増え、利益を圧迫している―いったい、なぜなんだ!?はたして、クライアント企業の悲鳴を解決できるのか!?コンピュータソフトウェア企業BGソフト社を舞台に、新ソフト開発、販売、フォローアップ過程でのさまざまな障壁を乗り越え、他社が真似することのできない競争優位を確立するまでを描く。

目次

1 バグ
2 利益的貢献
3 最適化
4 決断
5 大芝居
6 本当の始まり

著者等紹介

ゴールドラット,エリヤフ[ゴールドラット,エリヤフ][Goldratt,Eliyahu M.]
イスラエルの物理学者。1948年生まれ。『ザ・ゴール』で説明した生産管理の手法をTOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)と名づけ、その研究や教育を推進する研究所を設立した。その後、TOCを単なる生産管理の理論から、新しい会計方法(スループット会計)や一般的な問題解決の手法(思考プロセス)へと発展させ、アメリカの生産管理やサプライチェーン・マネジメントに大きな影響を与えた

三本木亮[サンボンギリョウ]
1960年、福島県出身。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学ビジネススクール卒、MBA取得。在日南アフリカ総領事館(現大使館)領事部、大和証券国際営業部、国際企画部、国際引受部を経て、1992年に渡米。現在、ブリガムヤング大学ビジネススクール国際ビジネス教育研究センター準助教授として教鞭を執るかたわら、日米間の投資事業、提携事業に数多く携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろき@巨人の肩

64
TOC:制約理論の第三弾はコンピュータシステムとしてTOCを考察。1998年にERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)の技術競争に陰りが見える中、新たな価値として、MRP(マテリアル・リソース・プランニング)を加えたシステムと、スループットダラーデイズ、インベントリーダラー・デイズをKPIにしたバッファ・マネジメント手法を見出す。全体最適化とは、システムをSE視点やビジネス視点でなく、経営視点で最適化すること。そしてタイトル通り、システムに合わせて組織のルールを変えるトップの覚悟が問われる。2024/05/09

DonaldTrump

15
「システムを現状にあわせるな。新システムにあったルールに変えないと、生き残れない」というメッセージを伝えるために、分厚い小説形式で出版された良書(^。^)2012/02/28

スプリント

11
システムの入れ替えは時として手段から目的になってしまい利益向上がどこかにいってしまうのはよくあることです。ルールとシステムと利益向上(改善)の両立は永遠の課題ですね。(それに加えて、社員のモチベーション向上も大事ですね)2016/07/20

ショウジ

11
TOCをソフトウェアに適用した場合の物語です。面白い内容でしたが、ここからTOCの利用のされ方を理解するには繰り返し読みたい。2016/04/27

ふろんた2.0

11
ERP導入から間もないので、タイムリーな内容であったが、業務にシステムを合わせるのかシステムに業務を合わせるのかという問題は、知っている内容。業務してると目先のことにとらわれて一体何がしたいのかということを見失いがちなので、ためにはなったけど。2013/10/30

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