- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > リーダーシップ・コーチング
内容説明
本書では、リーダーシップをできる限り形式知化し、必要なエッセンス・スキルを抽出した上で、そのスキルを意識的・集中的に習得することを提案していく。長年にわたるコンサルタントとしての経験を通じて、「戦略的に経営者を目指す」「計画的に経営者を育てる」という目的達成のために効果的と考えるにいたった方法を紹介する。
目次
第1部 経営者スキルセット(経営者の時代;経営者に必要なスキルセット;経営者のアート系スキル(強烈な意志;勇気;インサイト;しつこさ;ソフトな統率力))
第2部 いかにしてスキルセットを習得するか(習得プロセスを構築し、習慣化する;「体験」を通じて習得する;スキルセットを使い分ける)
著者等紹介
菅野寛[カンノヒロシ]
ボストンコンサルティンググループヴァイス・プレジデントアンドディレクター東京工業大学工学部卒及び同大学院修士。カーネギーメロン大学経営学修士(MBA with Award)。日建設計を経て現在に至る。ハイテク、情報通信、製造業等の業界に対し、新規事業戦略、営業・マーケティング戦略、研究開発戦略、情報システム戦略等の策定・実行支援プロジェクトを数多く手がけている。顧客企業のために経営幹部育成プログラムの企画・実施も行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
9
経営者は利他的に強烈な意思を持ちその結果、他者がついてくる。利己的だと個人の限界を迎えた所で企業の存続が困難になる。生物の世界は変化し続ける生物が生き残る。常に変化に対し新しい戦略に着手し変化して行く。トップは鬼手仏心であり事業の基本の本質を見失わず一歩引いて客観的に二極性の考えを持ち他人の頭を使い創造力を生かし成果に向けて決断を下す。組織が学習し変化を機会と捉え自然と新陳代謝して行く構造こそ経営者を育てる環境になる。人間の新陳代謝は古い細胞を捨て新しい細胞になる。これこそ経営者を育てる環境2014/06/30
なお
4
心の在り方を学ぶ2022/11/03
凌🔥年300冊の読書家🔥
3
再読。やはりいい。 経営というとスキル的な所での話がおおい。MBAなどで学ぶことができるのは、科学系スキル。 分けて体系的に学べるが、逆を言えばだれでも身につくもの。 そちらよりも、アート系のスキル。 強烈な意志、他者を巻き込む夢、それを伝達するコミュニケーションなど、目に見えず、性格にはスキル化できない部分の力が実は大切。 そのアート系のスキルの要諦をまとめた趣向。また読みたい。2018/04/23
ひの
2
数年の時を経て再読(笑)。 前回読んだのが20歳とかだったと思うからだいぶ感じ方が違ったなー。 こんなに読みやすくて分かりやすい内容だったんだって感じだった笑 ロジカルはある意味身につけられてもアートはこれだから難しいし面白い。 「人間味」も間違いなく入ってくる部分、深めていこう。2023/05/07
ケンサン
2
アート系スキル①強烈な意志→源泉に高志、責任感②勇気→リスク管理(蛮勇ではない)と、無私、倫理観③インサイト→洞察力、発想、ひらめき。フレームワークの変革が必要で、2極的な発想、定石の見直し、他人の活用。④しつこさ→考えるしつこさ、実行するしつこさ。考える器を大きくし、他人の活用でさらに大きく!実行するほうがはるかに大きな労力がかかる。地味に、地道に実行。長く継続。⑤ソフトな統率力→科学系アプローチHRMに対し夢、共有、チャーム(人間的魅力)/スキルの習慣化/科学系は足し算、アート系は掛け算で負も…2022/07/20