企業戦略論―競争優位の構築と持続〈下〉全社戦略編

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478374542
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C2034

内容説明

市場環境の視点と企業内部の視点を融合。コンピタンスの視点で競争優位を徹底解説。

目次

第11章 戦略的提携(戦略的提携の類型;戦略的提携の経済価値 ほか)
第12章 多角化戦略(多角化の類型;多角化の経済価値 ほか)
第13章 多角化戦略の組織体制(エージェンシー・コスト;組織構造 ほか)
第14章 合併買収(M&A戦略の経済価値;M&Aと持続的競争優位 ほか)
第15章 国際戦略(国際戦略の経済価値;国際戦略と持続的競争優位 ほか)

著者等紹介

バーニー,ジェイ・B.[バーニー,ジェイB.][Barney,Jay B.]
オハイオ州立大学経営学部フィッシャー・ビジネススクール企業戦略バンク・ワン・チェアーシップ教授。アメリカ経営戦略領域におけるリソース・ベースト・ビュー発展の原動力となった戦略理論家。1996年にはアメリカ経営学会の経営政策・戦略部会会長を務めた。エール大学で博士号を取得後UCLAで教壇に立ち、テキサスA&Mビジネススクールを経て現在に至る。経営学におけるトップジャーナルとされるAMR、AMJ、AME、SMJ、Management Science等に50を超える掲載論文を持ち、これら多くの学術ジャーナルの編集委員を務める。在職した3つの大学で計5回のティーチング・アウォードを受賞している教育者でもある。さらにヒューレット・パッカード、テキサス・インスツルメンツ、アルコを含む20以上の企業で戦略コンサルティングを行っている

岡田正大[オカダマサヒロ]
慶応義塾大学大学院経営管理研究科(慶応ビジネススクール)助教授。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1985年本田技研工業(株)に入社。その後、慶応ビジネススクールにてMBAを取得。アーサー・D・リトル(ジャパン)にてIT業界へのコンサルティングを経験後渡米し、オハイオ州立大学バーニー教授の下で経営学Ph.D.(経営学博士号)を取得し現在に至る。また渡米とともに、Muse Associates社(カリフォルニア州パロアルト)にフェローとして参画、戦略コンサルティング活動も継続している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

33
下巻は、 ・戦略的提携 ・多角化戦略 ・多角化戦略の組織体制 ・合併買収 ・国際戦略 の5章から成り立っています。上巻、中巻からさらに難しくなったかなという感じがしました。😅 日本の企業では、引き続きトヨタ、ソニー、コマツ、NECが取り上げられています。 NECのC&Cが取り上げられていたのはびっくり。この戦略は、日本だけではなく、世界的にもよく知られていたのですね。 下巻では、ゲイリー・ハメルとプラハラードによって出された概念となるコア・コンピタンスが何度も登場したのが印象的でした。2023/06/12

KAZOO

23
この巻ではさらに高度な戦略が語られている気がします。提携や多角化、あるいはその組織、買収、国際戦略などです。非常に説明はきめ細かく記述されており、本当に大学院の教科書という気がします。また演習問題なども私は問題だけを読んでいるのですが実務的な感じでこれをやることにより実務に就いた気がするかもしれません。2015/02/05

著者の生き様を学ぶ庵さん

18
下巻は全て様々な理論のおさらいでした。有効な事業分析モデルはなかなか作りにくいのでしょう。作成しても、分かり易いブロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)ですら、色々と適用出来ない理由を並べ立てるコメンテーターが多いですから。2016/05/18

手押し戦車

15
事業の成長や維持のために提携や買収をしても、他業界にイノベーションの影響を受けて効果がでなくなったりしてしまう。本業の将来を考えた多角化でも、中途半端なリスク分散になると競争力も維持が出来なくなる。ビジネスの種類にはコモディティ型と消費者独占型があり、買収や提携、多角化の判断はコモディティを捨て消費者独占型と消費者独占型と消費者独占型がくっ付くのは良い戦略になる。消費者が否応でも使わざるを得ないビジネスは長期競争力を保有出来る。ビジネスの美男美女の結婚は消費者独占型同士が提携や買収すること。2015/03/15

Studies

2
極めて良書である。2021/05/22

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