内容説明
本書の第1章は、NECフィールディングの卓越した経営とその成果を支えている、フィールディングの経営戦略モデルとそのポイントを明らかにしている。第2章は、CSナンバーワンの基盤を築いたCS向上活動が、いかに準備され実践されてきたか、そのなかにおける経営トップ、経営幹部、現場担当者の役割を検証し、加えて顧客の評価・期待にまで言及する。第3章は、NECフィールディングのCSを支えている技術と体制に踏み込んでいく。第4章は、CS経営の展開を具体的に見ていく。なかでも、CS活動が他の活動と有機的につながりながら、CS経営として展開されていくとき重要な役割を果たす、マネジメントの独自性とその意義を明らかにしている。第5章は、CS経営を原点にしながらも、それを超えてなお未来に向かって進んでいこうとするNECフィールディングの姿とその経営課題を示した。
目次
序章 ポスト工業化社会の主役はサービス業である
第1章 フィールディングの経営戦略モデル「CS経営」
第2章 CSナンバーワンの基盤を築いたCS向上活動
第3章 CSを支える技術と体制
第4章 CS経営の展開とそのマネジメント
第5章 「CS経営」の新たなる挑戦
終章 フィールディングは「企業経営の本道」を歩み続ける
著者等紹介
高橋安弘[タカハシヤスヒロ]
1958年生まれ。立命館大学文学部卒業(日本近代史専攻)。1989年、戦略コンサルティングファーム株式会社S.T.M.に入社。マネジメント分野のコンサルタントとして多数のプロジェクトに参画するかたわら、ビジネススクールの運営を担当。1998年3月、株式会社S.T.M.のグループ会社として、株式会社アセットヒューマンを設立。代表取締役に就任、現在に至る。この10年間でコンサルティング・ビジネススクールを通じて200社以上の上場・中堅企業の経営革新に携わり、また、直接育てた経営者・経営幹部は2000名を超える。コンサルタントとしては、マネジメント分野、アカウンティング・コントロール分野を専門とし、多くの業界事情にも精通している。また、『ダイヤモンド社経営革新フォーラム』等、公開フォーラムの総合プロデュースなども数多く手がけ、常に、新しい独自の「マネジメントコンセプト」を発信し続けている
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