IT不良資産―12のチェックポイントで見るシステム投資の実態とその解決法

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IT不良資産―12のチェックポイントで見るシステム投資の実態とその解決法

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478374320
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C2034

出版社内容情報

ITガバナンスなきシステム投資では期待通りの効果は得られない。間違ったシステム構築はやがて経営を圧迫する…。

内容説明

本書は五つの章から構成されている。第1章では、日本の全産業におけるIT投資不良化について議論している。第2章は、第1章で述べたIT不良資産化の火種がどこに潜んでいるのかを具体例を用いて探っている。第3章は、ITガバナンス不在の根本原因を、「戦略意思」「組織力」および「運営力」の三つの視点から、さらに一二のチェックポイントに分けて、考察している。第4章は、自社の実力を測っていただくための章である。そこで提示する一二のチェックポイントに関して、戦略革新度とITガバナンス力の状況を答えてもらうと、日本企業のなかで自社がどのあたりにポジショニングされるのかがわかる仕組みになっている。最後に第5章は、皆さんの会社への処方箋である。第4章で自社の存在するセグメントがわかったら、どうしたらITを不良化させないIT優良企業になれるのか、その処方箋を示してある。

目次

第1章 企業のIT資産は健康な状態にあるのか(IT資産の定義;IT不良資産化のインパクト ほか)
第2章 企業におけるIT不良資産化の実態(IT不良資産化の火種;経営層の戦略とビジョン ほか)
第3章 ITガバナンス不在の根本原因とは何か(三つの視点―「戦略意思」「組織力」「運営力」;「戦略意思」の課題 ほか)
第4章 自社の戦略革新度とITガバナンス力を知る(戦略革新度とITガバナンス力の相関関係;戦略革新度とITガバナンス力の測定 ほか)
第5章 勝ち残るためには何をすべきか(勝利の四五度線―各セグメントからいかに進化すべきか;「ゆでガエル」企業が進むべき「峠の茶屋」企業への正しいルート ほか)

著者等紹介

森秀明[モリヒデアキ]
一橋大学経済学部卒。慶応義塾大学大学院経営学修士(MBA)。ハイテク企業、メディア企業、情報通信サービス企業やITサービス企業を中心とする一流企業に対して全社戦略、事業戦略、マーケティング戦略、新規事業戦略、ITマネジメント戦略、業務変革等のプロジェクトを多数経験。顧客企業にとって具体的成果の得られる戦略コンサルティングに注力。ブーズ・アレン・ハミルトン(旧ジェミニ・コンサルティング・ジャパン)参画前は、ボストン・コンサルティング・グループのプロジェクト・マネジャーとして数多くの戦略コンサルティングを実施。また、日本アイ・ビー・エムではSIプロジェクトのリーダーを経験
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
自分たちに合わせたシステムを作り上げるというのは、非常に高コストなものになる。また、システムはバージョンアップが必要になることが多いが、特注品であればバージョンアップをする際にも別途支払いが必要になる。そのため、メンテナンスコスト等も汎用品を使うのと比べて高コストになる。本当に特別なシステムが必要か、それによりどれだけメリットを得ているかを考えなおす必要がある。2014/01/02

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