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マッキンゼー戦略の進化―不確実性時代を勝ち残る

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478374313
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C2034

出版社内容情報

ザ・ファームと称され、世界一のコンサルティング会社として名高いマッキンゼー・アンド・カンパニー。同社が築き上げてきた英知は、これまで季刊『マッキンゼー・クォータリー』を通じて紹介されてきた。そこに収められた論文は、変化する環境と企業の実態を踏まえた実戦的な内容であり、本質をとらえているがゆえに、時代を経てもなお色褪せることなく我々に新たな視点を与えてくれる。
本書はそのなかから「戦略」について論じた珠玉の8本を選び出し、日本の現役コンサルタントが書いた2本を加えてまとめたものである。
それぞれの論文は独立した内容となっているため、読者は自分の興味のあるものから読み進めることができる。
分厚い教科書的な理論書とは一線を画し、読みやすく、かつ戦略を実践するための具体的な知見を吸収できる内容となっている。

内容説明

本書の論文はいずれも、マッキンゼーが「実践を通じて磨き上げてきた戦略論」を集めたものである。いずれも思い思いの切り口からの考察となっており、一見まとまりのない論文集に見えるかもしれない。しかし賢明な読者は、マッキンゼーが、非線形・開放系・非平衡の世界における次世代の戦略あり方を、しつこいほど考え抜いてきたことに気づかれるはずだ。なかでも第2章は、ポーター・モデルに代表される古典的なアプローチの限界を指摘し、不確実性に対処するために戦略がいかに進化すべきかを論じたものとして、全体を俯瞰する内容になっている。

目次

1 学習優位の戦略
2 規律ある戦略
3 成長の階段
4 カオスの縁の戦略
5 不確実時代の戦略
6 激動の時代のためのジャスト・イン・タイム戦略
7 戦略的経営の進化
8 MACS:市場重視の経営戦略フレームワーク
9 戦略再考
10 「戦略の実現」に向けて

著者等紹介

名和高司[ナワタカシ]
マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナー。東京大学法学部卒、ハーバード経営大学院修了。三菱商事を経て、マッキンゼー入社。日本、アジア、アメリカなどを舞台に、情報・通信、自動車・プラントなど、幅広いハイテク・サービス分野で、成長戦略や異業種アライアンス、経営変革に取り組んでいる。マッキンゼー全社のハイテク、自動車研究グループの中心メンバーの1人

近藤正晃ジェームス[コンドウマサアキラジェームス]
マッキンゼー・アンド・カンパニーのアソシエート・プリンシパル。慶応義塾大学経済学部卒、ハーバード経営大学院修了。ハイテク、自動車、消費財産業を中心に、グローバル戦略立案、組織設計、アライアンス設計などのコンサルティングに従事。同時に、日・米・英・仏・独・露などにおいて国家経済政策の立案に従事。マッキンゼーにおけるグローバル戦略グループのリーダーの1人

村井章子[ムライアキコ]
翻訳者。上智大学文学部卒。三井物産を経て英語・フランス語産業翻訳者として独立。経済・経営関係を中心に、新聞・雑誌掲載論文を主に手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masa

1
あらためて振り返ることができる。限られた、かつ多様な情報の中から経営判断するのは難しいが、決断と断行は不可欠。2015/04/05

Kazuyuki Matsuda

1
結構古い本だけど学ぶべきことは多い。特に学習優位の戦略(仮説実行検証のサイクル)は口ではよく言うが本当に実行できているか反省させられる。また戦略立案についても、事業部と経企の役割やトップとミドルのやり取りなど、今の会社に出来ていないと感じる内容で考えさせられる。なんとなく手に取ったけどいい本でした。2012/10/25

Nanonoboy

0
マッキンゼー・レポートを読もうね。未来の世界。2011/09/13

mobiile

0
WBSマッキンゼー関係者2019/12/21

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