出版社内容情報
グローバル化、経営環境のめまぐるしい変化などで、従来の人事・組織モデルでは対応しきれなくなっている。今日のビジネス・ニーズに即した「人・組織」のシステムについて論じる。
内容説明
本書のテーマは、「人・組織」である。組織および組織で働く人を取り巻く問題について、企業としてどう考えるべきかをまとめている。企業における「人・組織」の問題は、現在大きな転換点を迎えている。企業の中には、組織や人事の改革に取り組み始めたところも出てきている。成果主義を評価制度に取り入れたり、報酬制度を改革しているのは、そういった動きの1つだといえる。本書は、このような時代に人・組織の問題をどのような切り口で、どのような視点から考えればよいのか、その枠組みを示すことを目指した。いわば、従来型の人・組織の考え方ではなく、個人を活かし企業の戦略実行を助けるために、人・組織をどのように考えればよいのかを論じたものだ。
目次
序章 企業経営と人・組織
第1章 組織構造(組織構造と組織デザイン)
第2章 人事システム(人事システムの役割;日本型雇用と人事システム;採用・配置システム;評価システム;報酬システム;能力開発システム;キャリア;企業年金)
第3章 組織文化(組織文化と企業運営;人・組織のグローバル化)