出版社内容情報
いま起こりつつある企業・社会の大変化を分析し,企業人がいつ,何を,いかに行うべきかを説く。的確な意思決定を導く書。
内容説明
「大変化時代」の行動指針。いま、政治・経済・社会・企業などあらゆる分野で、常識を超える新しい変化が次々と起こっている。はたしてわれわれは、このような変化のなかで、何を、いつ、いかに行なうべきか。予測不能なビジネス界の見取り図を示す。企業、ビジネスマン必読の一冊。
目次
1部 マネジメント(事業の定義;不確実性時代のプランニング ほか)
2部 情報型組織(組織社会の到来;チームの三つの類型 ほか)
3部 経済(経済のグローバル化と貿易問題;アメリカ経済におけるパワー・シフト ほか)
4部 社会(社会転換の世紀;非営利組織から学ぶこと ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
17
よくいつもいつもタイムリーな感じで記事が書けると思います。その時点その時点におけるマネジメントの問題点を摘出してくれて、解決策を提示することは並大抵のことではありません。いつも読んでもその内容自体が的確で分かりやすい気がします。これだけ書かれていてもあまり同じことを言わないのは大したものだと感じています。2014/10/16
カズユキ
5
この本は企業経営の指南書とも言える内容でした。 おもに上級管理者向けですが、私のような万年平社員(今はパートですが)が読んでも全く意味がないわけではなく、経営者というのは絶えずプレッシャーにさらされているというのが伝わってきます。 「マネジメントは単なる仕事ではない」 というドラッカー教授の主張には、大きく頷きました。 1ページ辺りの文字数は多く、総ページ数は400に迫る壮大な本ですが、マネジメントに関わる方は読んで損はないでしょう。 ちなみに私は、読み終えるのに10日弱かかりました。2025/03/22
ゲシャン
3
初ドラッカー。著名人であり、友人が「もしドラ」が出る前から絶賛し、おすすめしてくれていた人物。この本が95年発売ということもあり、内容が古くて参考にならないんじゃないかと心配したが、私が読む限りでは心配は杞憂のものでした(ドラッカーが「やるべき!」と述べ、既に企業等で実行されている内容はありましたが)。内容としては、本書の前半部分に「なるほど」と同意できる箇所が多かったです。逆に後半部分では(疲れ、飽きてきたのかもしれないけど)内容を理解しないまま読み進めてしまった箇所が多かったです。2012/01/04
緑色と風
3
活きた経済学、いやそれ以上のものが学べる。するどい経済番組を見ているようだ。私には心地よく、ありがたいと感謝できるお説教だ。グローバル企業の経営者は、おそらく本書で書かれていることを実践している。
yoshi41101
3
「やらなくてもいいことは実は大統領がやってはならないこと」→物事の重要度の強弱を意識せよということ。21章「社会転換の世紀」は読み応えある。梅田さんの「ウェブ時代をゆく」のベースになってるかも知れない。2008/03/02
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