出版社内容情報
消費者意識のホンネとタテマエを探りながら環境問題をマーケティング戦略としてとらえ、その具体的な方法を検討する。
内容説明
本書の基本的な立場は、環境問題をマーケティングの視点からとらえようとするものである。地球環境・生活者・企業、この三者の接点をみつけ、その接点のなかで企業がいかに行動すべきかを、マーケティング戦略として検討したものである。
目次
１ エコ・マーケティングのコンセプトと環境問題のプロフィール（９０年代の新しいマーケティング・テーマ「環境問題」；今、企業が直面する環境問題とは）
２ エコ・マーケティングの戦略シナリオ（今、企業は環境問題にどう対応しようとしているか；エコ・マーケティングをどう展開するか；消費者意識のホンネとタテマエをさぐる）
３ エコ・マーケティングの展開事例（ファースト・フード業界におけるプラスチック・パッケージ問題への対処―ロッテリアの場合；人と地球と企業経営―三洋電機の場合；「安心・安全・安らぎ」宣言―ライオンの場合；環境対応・その理念とアクション―ジョンソンの場合；「環境」とコミュニケーション―広告代理店からのある視点）
４ マーケティング・メイラムからの発信―マーケティング・メイラム会員有志のディスカッション（エコ・マーケティングの視座を抽出する；それぞれの視点からの環境問題）
