内容説明
日本香堂は薫香業界のトップメーカーである。同時に世界の各地に市場と生産拠点を持つ国際企業でもある。同社の香りの歴史は古く約四三〇年前の天正年代にまで遡る。その伝統の日本的価値と各時代の顧客価値を見事に調和させ同社を成長に導いたのが、著者・小仲正久である。本書は伝統と革新をビジネスとして見事に調和させ、国際企業として世界市場を構築するまでの苦闘、知恵、戦略が余すところなく描かれている。
目次
経営は演劇的である
「夢の狩人」の旅が始まる
業界を驚かせた「青雲」のキャンペーン
日本香堂と共栄するステークホルダーの輪
アドベンチャーマインドを忘れない「心の旅」
「本物のものづくり」でマーケットと向き合う姿勢
情報戦と組織戦を勝ちつづける難しさ
人間力を見極めるヒューマンリソース戦略
「企業価値」の最大化を図る
アドベンチャーの旅は終わらない
日本香堂の未来を育む「深掘り」の精神
「日本香堂、日々新たなれ」(対談者・井関利明)
著者等紹介
小仲正久[コナカマサヒサ]
株式会社日本香堂代表取締役会長。昭和11年9月株式会社日本香堂創業者長男として東京に生まれる。昭和34年3月慶応義塾大学法学部卒業。4月株式会社日本香堂入社。昭和40年4月専務取締役就任。昭和56年10月代表取締役社長就任。平成4年6月代表取締役会長就任、現在に至る。日本香堂入社以来、伝統の線香を日用品としてポジショニングし、積極的な広告活動とともに量販店チャネルを開拓。線香の顧客価値を高める活動を継続し、「毎日香」「青雲」を線香を代表する全国ブランドにつくりあげる。トップメーカー、グローバル企業として揺るぎない地位を築く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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