出版社内容情報
イノベーションの機会を、いまどこに探すべきか。イノベーションと企業家精神の全貌を実践的に体系化した画期的な書。その新訳。
内容説明
本書は、イノベーションと起業家精神を生み出す原理とその方法を示している。起業家の性格や心理についてではなく、その姿勢と行動について述べている。
目次
序章 起業家経済
第１章 イノベーションと起業家精神
第２章 イノベーションのための七つの機会
第３章 予期せぬ成功と失敗を利用する―第一の機会
第４章 ギャップを探す―第二の機会
第５章 ニーズを見つける―第三の機会
第６章産業構造の変化を知る―第四の機会
第７章 人口構造の変化に着目する―第五の機会
第８章 認識の変化をとらえる―第六の機会
第９章 新しい知識を活用する―第七の機会
第１０章 アイデアによるイノベーション
第１１章 イノベーションの原理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mkt
1
コンドラチェフの50年周期説/イノベーション7つの機会①予期せぬことの生起（成功、失敗）②ギャップ（業績、認識、価値観、プロセス③ニーズ④産業構造⑤人口構造⑥認識⑦新しい知識/２つの知識からイノベーションは生み出される/アイデアはイノベーションの機会としてリスクが大きい/すべきこと①機会の分析②外に出す③一つに集中④小さく始める⑤トップを狙う/しないこと①利口にならない②多角化しない③明日のためにしない/成功条件①仕事である②強みを基盤③経済、社会をかえる/ 20200924読了 226ページ 44分2020/09/24
ぷるぷる
1
ドラッカーの著作はどれも魅力的だが本書は入り込みにくかった。1986年に出たものだと考えれば、イノベーションの成功失敗の事例に関心がわかなくても仕方ないが、ドラッカー先生の言いたいことは一貫していて頷かされる。イノベーションというよりは「新しいことを考えたい」「現状を変えたい」という時の処方箋である。イノベーションを分類して章立てしてあるのが興味深く参考になった。どうしても「新しい知識の活用」をイノベーションは取られがちだが、実はもっと地味で堅実なイノベーションの方が多く存在するのは覚えておきたい。2011/01/19
カン
0
42017/10/03
神立裕之
0
七つの機会、予期せぬ成功と失敗を利用する、ギャップを探す、ニーズを見つける、産業構造の変化を知る、人口構造の変化に着目する、認識の変化をとらえる、新しい知識を活用する。 しばらくぶりのドラッカー2017/02/06
mmmatomm
0
これを現代に当てはめて、経営学を学べる人はすごいなあ。2010/12/25
