出版社内容情報
突然,子会社の経営を任された男が,圧倒的優位を誇る競合企業に勝利する道程を克明にトレースしながら,戦略を理論的に解析。
内容説明
事業戦略を成功させるには、現在業界で当たり前になっている競争のルールに穴をあけなければならない。つまり事業に成功する人は、自分で新しい競争のルールを創り出していく人である。企業経営を陣頭指揮する異才のコンサルタントが書き下ろした、迫真の戦略ケース・スタディ。
目次
プロローグ 日本企業の泣きどころ
1 飛び立つ決意
2 パラシュート降下
3 決断と行動の時
4 飛躍への妙案
5 本陣を直撃せよ
6 戦いに勝つ
エピローグ 30代のチャレンジ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おーしゃん
1
ミスミ会長、三枝匡氏が、今から22年前に書いた本書。多少、当時と時代背景は異なる点があるものの、余りにも高いその完成度に、正に脱帽した。本当に衝撃的だった。まさか、今から20年も前に、これ程高い完成度で、かつ実践に極めて近い形の書籍を記述出来る人がいたとは…! 氏は、BCG、スタンフォード大MBA修了のインテリでありながら、その手法は理論的であるが、一方で泥臭く人間的なのだ。素晴らしいこのバランス感覚!見事の一言。是非、本人にお会いして、色々な質問をぶつけてみたい。感動した…!!2013/05/23
さいごーどん
0
三枝氏の三部作の最初の作品。確かに表現は創作性が少なく淡々としているが、むしろその分読みやすくもある。キモは三部作共通であるが出版順に読むのが非常に入りやすいかもしれない2013/02/23
風やん
0
4/10 物語式に戦略が学べる。一度きり2022/06/21