山梨発!小さな会社の成功の原点―ABPC製剤にかけた企業の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478312087
  • NDC分類 460
  • Cコード C2034

出版社内容情報

小さな会社が信念を貫き、成功を掴み成長していく過程を社長の目を通し、社員にスポットをあて綴った一冊。新たなベンチャー企業応援の書。

内容説明

本書では、ABPC誕生までの道のりを改めてクローズアップしている。あの御坂山系で、アガリクス子実体の人工栽培を始めてから、ABPCを軌道に乗せるまでの道のりを振り返る。それは、山梨でスタートしたちっぽけな会社が、世界に飛躍するまでのストーリーでもある。

目次

第1章 夢を追う日々―「環境・食料・健康」問題は必ず微生物で解決できる(白昼夢に酔いしれていた日々;ピエダーテ地方に伝わる「神のキノコ」 ほか)
第2章 空白の4カ月―大手との決別。栽培農家だけには迷惑をかけられない(安い中国産にどう対抗する;中国の栽培規模に「負け」を痛感 ほか)
第3章 「ABPC」開発物語―自ら手放した「アガリクス生産量日本一」の座(ABPC製剤で勝負を賭ける;重要なのはキノコの形状より成分だ ほか)
第4章 さらなる夢を追い続けろ―まだまだ開発の余地はある。スーパーABPCへの道(子実体か、菌糸体か、ABPCか;果たして酵素処理で違いは出るのか ほか)
第5章 今世紀の課題に立ち向かう―これから最も求められる「一次予防」が次なるステップ(現実になった高齢社会;微生物屋が高齢社会に貢献できること ほか)

著者等紹介

堀内勲[ホリウチイサオ]
1943年、山梨県生まれ。理学博士(Ph.D.)。現在、株式会社応微研代表。東京理科大学卒業後、東京大学応用微生物研究所で研修。1978年、山梨県に戻り、日本応用微生物学研究所を設立。1990年、応微研を設立。「環境と人間の共存」をテーマに、生物および微生物を利用した地球にやさしい技術(エコテクノロジー)の製品の開発を推し進める。環境エンジニアリング、無公害な微生物農業資材、健康食品を三大事業とし、国内にとどまらず中国、台湾をはじめ、地球規模での環境問題に取り組んでいる。すでにニューヨーク、パリ、上海、ソウル、シンガポール、サンパウロ、ウクライナに支社があり、毎月のように海外出張をし、そのついでに先々で新たな微生物を探し求めて土を掘ったりしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
大手と組んで仕事をする。それには確かにメリットがある。しかし、大きな会社ほど自分たちにプライドを持っている。そのプライドが良い方向に働けば大きな力を生み、成功の原動力となるが残念ながらそうは働いてくれないこともある。そのような場合には関係を切るのが最も有効ではあるが、リスクを考えるとなかなかその方向には動きずらい。しかし、そうやってずるずるとやっていけば、やがては疲弊して自分たちの利点がなくなってしまう。2023/11/26

Humbaba

2
小さな企業であれば、方針転換がし易いというメリットが有る。企業の規模が大きくなればなるほど、養わなければならない相手が増える。また、もしも売上が上がらない状況になった場合にも、小さな企業であれば蓄えている資金で何とかなる期間も大企業よりは長くなる。そのようなメリット活用するためにも、自分たちの目指す方向が正しいかをよく考えることが大切になる。2014/11/01

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