内容説明
本書は、ドラッカーのマネジメント論から、ビジネスマンの活動について語っているところを抜き出し、わかりやすく平易に解説する。ビジネスマンの身近な日常について、多くの示唆を与えてくれる。
目次
1 「仕事のマーケティング」とは何か(マーケティング志向―マネジメントにおける顧客は誰か;マネジメントと仕事のマーケティング―仕事の論理と人の論理;X理論・Y理論と仕事のマーケティング―対等の関係が基本 ほか)
2 習慣化すべき5つの能力(時間―時間こそ最も貴重な資源である;貢献―成果をあげる鍵;強み―人が何ごとかを成し遂げる原動力 ほか)
3 パートナーシップの発想(コミュニケーション―人間関係を基軸とした情報の交流と相互理解;リーダーシップ―その本質は行動にある;相互依存―責任のないところに信頼もない ほか)
著者等紹介
片山又一郎[カタヤママタイチロウ]
1941年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒、同大学院商学研究科博士課程修了。現在、高千穂大学商学部教授
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感想・レビュー
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きむロワイヤル
5
ドラッカーのマネジメントについての入門書。といっても、ドラッカーであるので、一筋縄では行かない。しかし、マネジメントに焦点を当てた解説書としては、わかり易いと思われる。コミニュケーションは受け手がメインとか、プロフェッショナルなら、短所を補う時間があれば、長所を磨けとかいつ読んでも、教えられること多し。2019/05/13
ヒラパー
0
前回ドラッカーの著書を読んだのですが、挫折してしまった経験ありなのですが、この本は完読することができました。 大切なメッセージは繰り返し語られてい理解が深まったと思います。 相手の価値は何か、何が強みか。 自分の価値は何か、何が強みか。 相手と自分を理解した上で仕事をすることの大切さや、 弱みに焦点をおいて克服する努力をするよりも、自分の強みに集中してのばす努力をする大切さをこの本から学びました。 2012/06/27
あい!
0
カテゴリ分けされていてわかりやすい入門書ではあるが、初めてドラッカー関連本を読む人には少し難しいというか、取っつきにくい気がする。 しかしマネジメントの全体像をつかむことができた。 習慣化という言葉が印象的。続かないことも続ける仕組みを整えていきたい。2010/12/22
hideoku
0
キーワードがわかりやすく読みやすい。なにを中心に考えるかが大切。顧客目線、従業員志向…2009/10/29