出版社内容情報
優れた成果をあげるために、自らをいかにマネジメントすべきか。経営学の大家が自分の経験を振り返りながら具体的に説く。
内容説明
どうすれば一流の仕事ができるか?自分の能力を見極め、伸ばすための簡単な方法がある。ドラッカーが自らの体験をもとに教える知的生産性向上の秘訣。はじめて読むドラッカー自己実現編。
目次
1 いま世界に何が起こっているか
2 働くことの意味が変わった
3 自らをマネジメントする
4 意思決定のための基礎知識
5 自己実現への挑戦
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
51
組織を作る側になってはじめて、人が仕事や社会に対する感受性と貢献が重要なんだと感じる。リーダーがそれを組織全体にいきわたらせれば、全体として伸びるような気はするし、それをしなくちゃいけないとは、思う。けれど、理想高くもつと、理想家から理想敗れてテロリストになりそうなので、悩む。自分の周囲(国家とか社会とか組織とか)に感謝する感受性って伝わるものだけど、感じない奴は感じないし、そうなると貢献できるわけがなくて、、だからやっぱり一人でやりたくなちゃうんだよね。三人寄らば文殊の知恵で勇気づけられてもさ2017/06/02
sayan
50
プロジェクトで入ったある組織で中間管理職が直面する様々な課題が露呈。その組織性質上これまで人材育成に対する意識が低く、ただ「役職」が突然割り当てられ、昨日まで役職なしだったスタッフが今日から役職あり、そして、世間で言う「役職」業務を経営層から期待され、右往左往、という状況だった。そして、どこにでもありがちだけれど、常に自分が一番忙しく、そのためチームとして成果が出せない、チームが崩壊しかかっている中でもんもんとしていた。本書3章の「時間を管理する」まず、ここから輪読することから変化のきっかけを作ることに。2015/11/04
toto99
41
最初からトップの座を狙わなければならない。 何によって憶えられたいか?50歳になっても答えられなければ、人生を無駄にしたことになる。厳しいですねえ↘︎(汗)2015/08/06
KAZOO
40
ドラッカーの評論集です。ドラッカーは「マネジメント」などの大著のほかは主に論文が多くそれらをうまく編纂して日本で出版されているのに大きな助力をされているのが訳者でもある上田さんです。ですから日本ではどのような本を好まれるのだろう、今の時代には何が必要かをわかっている人が編纂も行われているので、内容が読者にマッチしているのだと感じています。この本もそのような感じで読みましたが、特に意思決定のための基礎知識が役に立ちました。2014/07/20
扉のこちら側
40
初読。昇進試験の参考書として。2011/12/17