内容説明
グローバリゼーションと知識集約型経済によって、世界は未知の領域へと入りつつある。第3次産業革命の衝撃。
目次
第1章 バベルの塔
第2章 アメリカ・日本・ヨーロッパ
第3章 資本主義の本質
第4章 反グローバリゼーションの声
第5章 真の脅威
第6章 資本主義を建て直す
第7章 CKO(最高知識責任者)
第8章 知識資本主義―成功の条件
著者等紹介
サロー,レスター・C.[サロー,レスターC.][Thurow,Lester C.]
1938年生まれ。ハーバード大学で経済学博士号取得。68年よりマサチューセッツ工科大学経済・経営学教授。87~93年同大スローン・スクール経営大学院長。「ニューヨーク・タイムズ」「ニューズ・ウィーク」などでも執筆し、アメリカを代表する経済学者として知られる
三上義一[ミカミヨシカズ]
翻訳家・ライター。上智大卒、筑波大学大学院修了(国際関係論)。米「タイム」誌、ロイター通信社などに勤務した後、独立。アウンサン・スーチーやジョージ・ソロスを日本で初めて本格的に紹介する。90年から2年間、コロンビア大学特別研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GASHOW
2
グローバル化は、止められない。人口の約半数の30億人の資産は、上位8人の資産と等しいという。格差どころの話ではない。地球が情報で繋がって、経済圏となったいま、国の概念が揺らいでいる。2018/04/13
Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 CKO(Chief Knowledge officer)とは何か。業界の最先端をどうやって取り入れるかをCEOに代わって検討する役割だ。CKOは時流をよみ、戦略と戦術を計画立案し指導する。模範的CKOのビルゲイツの責任は「いかに新しいソフトウェアテクノロジーを作り出し、それが業界にとって必須のスタンダード商品になりうるか」を探ることだ。ある産業が成熟し、撤退したほうが賢明だとなればその時期の見定めもCKOの判断だ。新しいことを見定める事よりも時流を逃さず撤退を判断するのは難しい。2018/06/21
こうじ
1
原書は2003年に、翻訳は2004年に発行された古い本。「知識資本主義」という邦題は、なんでこんな題名にしちゃったの?というくらい内容と関係ない。とはいえ、内容にまとまりがなくて、主張したいこともよくわからず、従ってなにが適切な書名かもアイディアがない。いかにもアメリカ的というかアメリカ人しか書けないような本。全体的に、日本のことはボロボロに言われているが、基本正しいと思う。良かったなぁと思ったのは、グローバリゼーションに対する選択肢は、グローバル スタンダード…あるいはアメリカン スタンダードに従うか拒2015/08/16
ともあきほ
0
グローバリゼーションについて述べているらしいが、主張がわかりづらい 2004/11/06
Yoshi
0
グローバル雑種文化という視点は新鮮に感じられた。2009/07/07
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