出版社内容情報
最強の地位から滑り落ちた日本メーカーと世界の主要メーカーを徹底的に比較し、何が弱くなり、何が強いままかを、明らかにする。
内容説明
世界ライバルとの徹底比較ランキングで明らかにする日本メーカー失敗の理由と復活のビジネス・モデル。本当に日本メーカーは弱くなったのか、北米・アジアのシェア低下が目立った90年代、なぜ二輪車メーカーは強いのか…など日本自動車産業の問題点を具体的に明らかにする。
目次
序章 はたして日本自動車メーカーは生き残れるのか
第1章 日本自動車産業は世界ナンバーワンだったのか
第2章 なぜ国際的産業再編が起こるのか
第3章 日本自動車産業の国際的優位性は低下したのか
第4章 日本の自動車産業の生産性は弱まったのか
第5章 世界の自動車メーカーは革新技術にどう取り組んでいるのか
第6章 日本の自動車メーカーの真の実力はどの程度か
第7章 米国の経営はなぜ強いのか
第8章 日本自動車メーカーの復活シナリオを提案する
著者等紹介
大鹿隆[オオシカタカシ]
三菱総合研究所経営・市場戦略研究センター経営開発部長。1972年東京工業大学工学部社会工学科卒業、同年住友電気工業に入社、’80年三菱総合研究所に入社。三菱総合研究所で計量分析、事業戦略の調査コンサルティングを担当。自動車・部品産業の産業政策、事業・経営戦略(グローバル経営、マーケティングなど)の立案に携わる。日本経済学会会員、経済企画庁経済研究所出向、計量経済分析、産業関連分析を担当。主要プロジェクトとして、「自動車の未来2005年」「自動車と技術2010年」「オートマーケットウオッチング」等の自動車関連プロジェクトリーダー多数
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