出版社内容情報
天気、経済・投資、技術、社会トレンド……世にはびこる「予測屋」に天誅! 不透明な未来の読み方が身につく、興味尽きない経済読み物。
内容説明
天気予報、経済・景気、株価、人口、技術、社会トレンド、経営…7つの分野でまかり通る間違いだらけの予測を一刀両断。エコノミスト、アナリスト、ストラテジスト、コンサルタント…あらゆる専門家が盾をしかめそうな舞台裏の話を楽しみながら、リスクと自己責任の時代に必要な意思決定のセンスが身につく本。
目次
第1章 人間は未来を知りたがる
第2章 晴れのはずが嵐に―天気予報
第3章 エコノミストという人種―経済予測
第4章 相場の神様―株価予測
第5章 人口はどこまで増えるか―人口予測
第6章 夢の技術は登場するか―技術予測
第7章 未来学者たちのご託宣―社会予測
第8章 理屈を超えたマネジメントの世界―経済予測
第9章 確実なのは不確実性だけ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼのまり
7
天気、経済、株価、人口、技術、社会、経営など予報士やアナリスト、コンサルタントなど名前はいろいろ変われど、『予測』を飯の種にする人々がいる。ある種専門性があるようにも見えるが、統計的には予測の精度など優位性はないそうである。驚くべきことは15年前の本にもかかわらず、現況は何も変わっていないことだ。予測は無いよりはあった方がいいように思うが、要は受け手側がどのように解釈し、備えるか次第ということなのだろう。2013/08/17
Jack Amano
2
この本の原書が出たのが1998年。19年前だが、書かれている内容は、現在でも変わっていない。コンピューターがいくら進歩しても、AIが進歩しても、予測の精度は大して上がらないだろうな。 ウォレンバフェットが言うように「正確に間違えるより、大雑把に正しい方が良い」。 未来を予測する人々は、実際には、未来を予測するよりも、実際に起きた出来事を説明する方が得意なのではないかと思う。2017/08/15
skmt_hs
2
要するに未来は予測できないということが主旨。 でもそれがビジネスになるということは、やはりそれに対するニーズが強いということ。 企業の意思決定においては、不確実性を認識するため、そして合意形成をする上でやはり予測が必要。ただし本質は正確な予測ではなく、それも含めて妥当性があるかないか(合意形成できるかどうか)、そのロジックのほうが重要なんだろう。2010/09/05
dai965
1
これだけ頼りにならない予測に、こんなにも頼ってることがよくわかった。2013/12/16
惰性人
1
天気予報から経済予測、社会予測まで、専門家の予測は当たっているのか?いいや、天気予報を除いて当たっていないよ、という本。予測は人間の不確実性に対する不安を利用してお金を稼ぐ方法なんですね。2011/03/25
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