元証券マンのツッパリ「引受審査」日誌―株に踊った紳士群像

元証券マンのツッパリ「引受審査」日誌―株に踊った紳士群像

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478190197
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C0036

内容説明

株価操縦まがい、インサイダー取引まがい…4社が寡占する証券引受業務。妖しくもファジーな修羅場を振り返れば、いま、カネの流通革命の第2幕が見えてくる。

目次

序章 引受業務の現場からみた証券発行市場史
第1章 「証券引受」現場の虚々実々(ミサワホーム上場で明暗を分けた「ある経営判断」;飛島建設・増資解禁の「簡単な処方箋」;協同飼料「株価操作事件」の裏側)
第2章 「株」に躍った紳士群像(山陽特殊製鋼倒産、当社顧問弁護士活躍す;ヴァンヂャケット倒産、引受マンはいつも二つ道;日本熱学、不二サッシの経営破綻を予知させたもの;高砂熱学、時価発行の発想で主幹事を逆転;トーモクの株価、急騰、そして急落す;大鵬薬品とニチバン―M&A業務の一例、決算操作狙い)
第3章 幹事証券、その面妖な生態(リクルート事件、ついに発言なし;殖産住宅事件、あまりにズサンな素人仕事;主幹事引受競争―その案外な舞台裏;上場審査―取引所と審査マンの奇妙なハネあがり;われ、引受審査部員として初めて出動す;体験的証券業史―当社・中山好三社長のこと;小さな声、意外なヒント―“変化”を読んだ人たち)
第4章 倒産劇をめぐる銀行・引受証券の“怪”(上場を目指したパシフィック通商倒産す;ある倒産劇―再現シミュレーション;陶然たる成功、忍び寄る魔性のもの)
終章 拝啓証券行政殿

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