なぜ韓国の銀行は蘇ったのか―韓国V字回復の立役者、国民銀行頭取・金正泰の挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478170526
  • NDC分類 338.221
  • Cコード C0030

出版社内容情報

不良債権処理が進み復活をとげた韓国銀行界。立役者の国民銀行長キム・ジョンテの銀行改革を探る。なぜこれが日本でできないか!

内容説明

1997年のアジア危機で壊滅的な打撃を受けた韓国の銀行業界が、日本では想像もつかない大改革を経て復活を遂げつつある。公的資業注入による銀行国有化や政府主導の大再編が行われる一方で、経営者の大幅な若返りや外部からの人材招聘など、内部改革も大きく進んだ。抜本的な手が打たれぬまま改革の進まない日本は、韓国の経験から何を学ぶべきなのか!韓国最大手の国民銀行のトップで銀行界の改革を主導してきた金正泰の改革に迫る。

目次

第1部 第一次革命・「百年来の銀行病を荒療治せよ!」(これまで生きてきて人に負けるなんて考えたこともない;考えるより行動が早い“逆平等主義者”;最高になるか、独自性がなければならない ほか)
第2部 第二次革命・火花散る銀行合併の時代(金正泰の合併哲学;ナンバー1企業同士が手を組む;企業金融の時代は終わった ほか)
第3部 第三次革命・韓国第一の銀行から世界の銀行へ(世界進出の時が来た;世界進出のモデル、BSCH;韓国のアクサ(AXA)になろう ほか)

著者等紹介

朴太堅[パテギョン]
1959年ソウル生まれ。1982年ソウル大学人文学部国文学科を卒業後、「国民日報」「文化日報」の国際部、経済部の記者および編集長を経て、2001年9月からインターネット新聞「プレシアン」の編集長として在職しながら、MBCの時事番組に週二回出演して経済分析を担当

青柳純一[アオヤギジュンイチ]
1949年東京生まれ。東北大学、大阪外国語大学、大阪教育大学を経て、釜山大歴史学科博士課程修了。1990年以来、韓国・光州市の朝鮮大学日本語科外国人教授、釜山大学日語日文学科外国人教授を経て、釜山大学国際地域問題研究所研究員、東アジア交流研究所(東京)所長
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