内容説明
湾岸戦争勝利の後、アメリカの課題はまた内政問題に移った。8年ぶりのリセッションからの回復が目下の焦点だが、米国経済の健全化による本格的復活がいつになるのか、レーガン後の最重要課題が再び関心を集めている。著者は、リセッションの背景・要因を構造的に追跡、80年代景気拡大期のジャパン・マネー依存に見られたマネー・エコノミーを徹底分析し、銀行経営の健全化と借金依存体質からの脱却、インフレ沈静化と賃金上昇の落ち着き、輸出の増勢の見通しから、米国経済健全化の兆候を診断している。
目次
第1章 ジャパン・マネーの時代は終わった
第2章 金融不安の構造
第3章 財政モラトリアムの内幕
第4章 ブッシュの後にブームが来る
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- 和書
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