集団浅慮―「優秀だった男たち」はなぜ道を誤るのか?

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集団浅慮―「優秀だった男たち」はなぜ道を誤るのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478123683
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

フジテレビ事件と「報告書」を独自の観点で振り返り、全ての日本人への警鐘と打開策としてまとめた〈新・社会派ビジネス書〉。


【目次】

内容説明

個人としては優秀であるはずの人々が集団として意思決定を図ろうとしたとき、目も当てられないほど愚かな判断ミスを犯してしまう。米国の社会心理学者アーヴィング・L・ジャニスが「集団浅慮(Groupthink)」と呼んだこの“病”は、いかにフジテレビを蝕み、現在も多くの日本企業を危険にさらしているのか?そして解き明かされる、日本人が知っておきたい「たったひとつの原則」とは?―誰もが「尊重」され、安心して働ける組織をつくるための、新時代のガイドブック。

目次

序章 フジテレビでなにが起きたのか(2023年6月6日(火)
2023年6月7日(水) ほか)
第1章 フジテレビ経営陣はなにを問われたのか(「性暴力」から「プライベートな男女間トラブル」へ;有名無実のコンプライアンス推進室 ほか)
第2章 なぜ組織は「集団浅慮」に陥るのか(フジテレビ問題から見えてくるふたつの論点;『一九八四年』と二重思考 ほか)
第3章 ダイバーシティと集団浅慮(多様性を「同質性」の対義語として考える;「オレたちに染まり、オレたちと同じように働け」 ほか)
第4章 あなたには「尊重される権利」がある(人権意識よりも大切な「人権知識」;「ビジネスと人権」とはなにか? ほか)

著者等紹介

古賀史健[コガフミタケ]
1973年福岡県生まれ。株式会社バトンズ代表。1998年、出版社勤務を経て独立し、経済誌・ビジネス書を中心にライターとして活動。その後自著の執筆に主軸を移し、著書に『さみしい夜にはペンを持て』(第73回小学館児童出版文化賞最終候補)などがある。ビジネス書ライターの地位向上への貢献が評価され、2014年に「ビジネス書大賞・審査員特別賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

うちこ

5
優秀な人には華と勢いがあるけれど、これからは有能な人が優秀な人に押しつぶされず、そのまま有能な人材として仕事ができるように。 その理想のために、会社組織の改善のために出版された本として希望がある内容でした。 せめて会社の中では、存在としてみんなが等しく「私」で在れるほうがいい。 そう思っている年長男性も決して少なくないのだけど、「オレたち」から仕事(売上→利益→給料)をもらっている気持ちがあると、その感情に蓋をしてしまうのでしょう。 この本で着目している「同質性」の問題自体は、女性集団でも起こります。2025/12/03

さらさら

3
「集団浅慮」正直本書を読んで初めて知った言葉でした。なぜ優秀な個人は集団になると無能になるのか。フジテレビ問題の第三者委員会調査報告書が明らかにした事実はテレビ業界に限らず日本社会の至る所で起こる可能性のある問題でした。この調査報告書が「ビジネスと人権」という観点で書かれたことには大変な意義があり、なぜこの件が性暴力認定されたのかという事についてもかなり腑に落ちる説明がされています。大事なのは「尊重」、そして「知ろうとすること」そんなの言われなくても知ってるよと思わず、一旦みんな読んでみてほしい本です。2025/11/24

dubian

2
他者に対する尊重は大事。数も大事。でも、本当は、そこから先の、対話や理解がゴールであって欲しいと思う。理解が永遠に到達できないゴールだとしても。2025/12/07

亀山正喜

1
 今まさに法人の凝集性を高めたいと思っていたところ。カウンターのような本。人権意識→人権知識。そして「尊重」。フジテレビの調査報告書も読んでみよう。2025/12/17

いちご部長

1
フジテレビ問題を掘り下げて、集団浅慮という課題を浮き彫りにしていく。自分が女性であり、多少なりともセクハラや笑ってやり過ごすこと、あきらめることを経験してるがゆえに、この前半の考察には、全面同意である。フジテレビ論からの人権問題へのパスがうまく、同じ視点で考えを深めることができる。「人権とはつまり『尊重される権利』ではないか」という筆者の論には感じ入った。自分自身が何かしらのハラスメントをしていないかの基準にもなる得る見方である。誰もが人権を尊重できる世の中を強く望む。2025/12/05

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