ヤマ師―裸一貫から一代でトヨタ・松下・日立を超える高収益企業を作った破格の傑物「山下太郎」のすべて

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ヤマ師―裸一貫から一代でトヨタ・松下・日立を超える高収益企業を作った破格の傑物「山下太郎」のすべて

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  • サイズ 46判/ページ数 356p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478123034
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「週刊ダイヤモンド」元編集長がどうしても書き残さずにはいられなかった男──。

億万長者と無一文を何度も繰り返し、油田を掘り当て日本を救った「アラビア石油」創業者、山下太郎。

日本経済史「影の主役」を掘り起こした驚愕のノンフィクション小説!!!


【山下太郎の主な実績】
・オブラートの特許取得・売却で3億円
・外務省を巻き込んだ鮭缶輸入で400億円
・大正の米騒動で政府黙認の米密輸を画策
・満州の住宅事業で6兆3000億円
・日本初の「油田採掘利権」を獲得し法人所得日本一に

戦後日本にとって、資源確保は国家の命運を握る最重要課題だった。その中で、誰もが不可能と考えた中東の石油利権を手にし、“日の丸油田”を実現させた怪物が山下太郎である。山下は、時代の荒波に翻弄されながらも常に果敢な挑戦を続けた“ヤマ師(投機家)”だった。常に「無謀」と言われ、周囲から胡散臭い怪商と揶揄されながら、己の信念と「人間植林」という独自の人脈構築術、交渉術を武器に運命を切り拓いてきた。

日本の経営者やリーダーはフロンティアスピリットを失いつつあると言われる。若い頃に「誰もやったことのないことを成し遂げる人生」を誓い、生涯を賭してそれを実現した山下の生き様は、令和を生きる次世代のリーダーたちを確実に刺激する。

「無茶でもやるしかねぇんだよ。」


【目次】

「本書は、徹底的な事実に基づいたフィクションです。人物・団体・事件などの名称は、すべて実在します。」

プロロ-グ  人は二度死ぬ

序章  大志を抱け
実父が戸籍上の「兄」/キリスト教の倫理と仏教の精神/ボーイズ・ビー・アンビシャス/江原素六から得た「大きなヒント」/「日本酒ドンブリ5杯」で破られた禁忌  など

第1章 ヤマ師誕生
顔が腫れるほどぶん殴られても/弟を堂々と「誘拐」す/すべてにおいて一流に触れる/誠実こそ最大の資本/アメリカ硫酸アンモニウムで大儲け/見合い結婚で「ブリキ王」へ/特許を売却しさらなる投機へ/渋沢栄一の薫陶/鮭缶の大ビジネスとロシア革命/松岡洋右の「脅し」/「人間植林」という成功哲学/政府公認の密輸 など

第2章 満州太郎
日本国民にとって「満州」とはどのような存在か/5万人を超える満鉄社員の住宅建設/とんでもない家賃が毎年自動的に入ってくる/人脈づくりの徹底スキルと「男芸者のプレゼント魔」/経済不安に端を発した連続暗殺/三井、三菱、満州太郎/石油を求めて太平洋開戦へ/露と消えた「6兆3000億円」  など

第3章 アラビア太郎
GHQが奪った土地・不動産/死人に口なし/「石油報国」という新しい大志/隠し子の活躍/サウジが提案した3つの候補地/「裏取り」と確定/1本掘ったら最低10億/絶対に譲れない条件/キーパーソンの自宅突撃/第2の難関・クウェート/知られざる「技術者たちの犠牲」「一発必中」が絶対条件/1日170回のダイナマイト爆破/20メートルの火柱/悪い形の良いニュース/暗号で送られた奇跡  など

エピローグ  青山葬儀場 

内容説明

この男を、歴史の中に埋もれさせてはならない。億万長者と無一文を何度も繰り返し掘り当てたのは、油田と、この国の未来。日本経済史“影の主役”の物語。

目次

プロローグ 社長室
序章 大志を抱け(実父が戸籍上の「兄」になる;「でっけぇごど、やりとげる男になれよ」 ほか)
第1章 ヤマ師誕生(顔が腫れるほどぶん殴られても;弟を堂々と「誘拐」す ほか)
第2章 満州太郎(日本国民にとっての「満州」とは;満洲に築く「新しい日本」 ほか)
第3章 アラビア太郎(1万人の戦犯逮捕と21万人の公職追放;GHQが奪った土地・不動産 ほか)
エピローグ 青山葬儀所

著者等紹介

深澤献[フカサワケン]
1966年広島県出身。1989年ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」でソフトウェア・流通・小売り、通信・IT業界などの担当記者を経て、2002年10月より副編集長。2016年4月よりダイヤモンド・オンライン(DOL)編集長。2017年4月よりDOL編集長との兼任で「週刊ダイヤモンド」編集長。2022年2月に環境系スタートアップのTBMに転じた後、2024年4月よりダイヤモンド社に復帰、論説委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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imagine

8
そんな人物がいたのか!という驚き。扉でフィクションだと宣言しているが全て実名表記。資料を丁寧に掘り起こした一級の人物伝だ。著者は経済誌の記者。星の数ほど取材したであろう財界人の中から、なぜ故人である山下太郎に惹かれたのか。それは太郎の挑戦が、過剰な安全意識で萎縮している今の時代に希望を与えるものであったからだろう。かつては太郎に批判的だった御用学者が、時を経て教え子に伝えていた太郎の信念こそが、著者のメッセージだと受け取った。松岡洋右の知られざる一面を描いている点も非常に興味深く読んだ。次作も大いに期待!2025/09/03

長谷川浩之

2
すごい本でした。一気に読みました。最後に泣きました。2025/09/02

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