出版社内容情報
「今日を生きる自分を肯定する」。こだわりと致し方なさの両方を軽やかに振り返る、
人気エッセイストによる書き下ろしエッセイ!
特別なことがなければ、語れるものがなければ「ダメ」なのか?
そんな風潮を吹き飛ばすように、軽やかに今日を生きるあなたを全肯定する。
自分らしさはこれまでの日々や、思いがけず掴んできた選択の中にあるかもしれない。
日常に隠れた主義を巡りながら、「意外とこんなことができてしまう自分!」を一緒に見つけませんか。
【目次】
・合理性よりも、根性を優先させていた
・帰りたいのは主義か事情か
・ひらめいて旅先でシェアサイクルに乗る、急に元気になる
・1.5リットル飲む水は、水道水じゃないんじゃないか
・同じ靴を履いて、同じかばんを背負って、せいせいする
・大好きだし尊敬もしているパンを、けれど消極的に毎朝食べる
・自分ごとにできなかった市販のお菓子への憧れは、AIには理解できるまい
・レジ袋を一度も買わないまま5年が過ぎた・気持ちはコーン派のまま、けれどカップで食べるということ
・人類にはまだ現金が必要だ
・電車の座席を移動しない私、各駅停車で帰る同僚
・美容院で出されたシガールを、堂々と食べたかった
・食器洗い機に、お願い私、はやく目覚めて
・いま新聞が、まさか生活にはまった
・ぞくっとして興奮する、狭い都心のこの家が私の家だ
・喫茶店と人生・病院が下手だ
・クーラーをずっと替えられないまま、確定申告は初日に出す
・花よりも私は根が好きなのではないか
・スマートウォッチを着けることの、向こう側性について
・あらかじめあるもののきらめきを味わっていたら、家が実家になった
・やめるんじゃなく急に酒がやんだ、そしたら痩せて眠かった
・年中行事は勝手に迎えにやってくる
・もしも世界が変わっても、朝に起き出し夜に眠りたい
・ひとところで暮らす、同じ街の同じ場所に点を打ち続ける
・備える、小二の私を安心させる
・待ち合わせは、余裕を持って、ぎりぎり着きたい
内容説明
特別な経験がなくても、熱く語れるものがなくても、積み重ねてきた「日常」の中に自分はある。繊細に暮らさないこと、あるもので済ませるということに、野生的に生きる手応えを感じていた。話題沸騰中の書き手が綴る、「今日を生きる自分を肯定する」28の書き下ろしエッセイ。
目次
理解して信じる、自分に目配せをする 暮らしを疑うか、信じるか まえがきにかえて
帰りたいのは主義でしょうか、事情でしょうか すぐに帰るかとどまるか
ひらめいて旅先でシェアサイクルに乗る、急に元気になる シェアサイクルか否か
一・五リットル飲む水は、水道水じゃないんじゃないか 水道水かミネラルウォーターか浄水器か
ぞくっとして興奮する、都心の狭いこの家が私の家だ 持ち家か賃貸か
大好きだし尊敬もしているパンを、けれど消極的に毎朝食べる 朝食はパンかごはんか
同じ靴を履いて、同じかばんを背負って、せいせいする 靴とかばんをどうするか
人はそれをドライブと呼ぶ 車を持つか持たないか
AIには伏せておく、お菓子というものの存在 お菓子とどう付き合うか
レジ袋を一度も買わないまま六年が過ぎた エコバッグかレジ袋か
気持ちはコーン派のまま、けれどカップで食べるということ コーンかカップか
聴いているんじゃない、聴こえている音がする 有線イヤホンかワイヤレスイヤホンか
私は、この店の謎を解いて脱出したい 店員に声をかけるかかけないか
人類にはまだ現金が必要だ 現金か電子マネーか
美容院で出されたシガールを、堂々と食べたかった 美容院でどうふるまうか
食器洗い乾燥機に、お願い私、はやく目覚めて 食洗機か手洗いか
温めよ、常々世界はそう迫る 体を温めるか冷やすか
欲しがらないという態度を、自分に示してみたかった 電車で立つか座るか
根からはじまる草花生活 花や観葉植物を飾るかどうか
クーラーをずっと替えられないまま、確定申告は初日に出す 前倒しか、先送りか〔ほか〕
著者等紹介
古賀及子[コガチカコ]
1979年東京生まれ。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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