出版社内容情報
●相談実績4000件超!
【税理士】【元国税】【ド素人】の“対話形式”だから
すらすら読めて、どんどん分かる!
“家族がもめない相続”
完全【最速】解決策を教えます!
●たった5つのポイントで円満解決! 相続は準備が10割
残された家族が大変な目にあわないために
「相続のめんどくさいを全部解消する」
ノウハウをこの1冊に詰め込みました!
●「相続のめんどくさい」は、この1冊で全部解決!
①生前対策の手続き
②亡くなった後の手続き
③遺産相続の手続き
④相続税申告の手続き
⑤名義変更の手続き
――5つのポイントを押さえておけば、相続は解決!
相続って、ホントめんどうだよ……。
80代の父親を亡くし、相続の手続きをしているという友人は、けっこう苦労しているようだった。
先日、コロナ禍をへて4年ぶりに遠く離れた実家の両親と会った。
4年前に会ったときより、だいぶ老け込んだように感じる。
無理もない。両親ともに80代半ばなのだ。
母親はちょっと腰が曲がり、以前のようにスタスタ歩けなくなっている。
父親はちょっと前に皮膚がんにかかり、お尻の皮膚の一部を顔に移植したそうだ。
両親ともに健在だけど、いつ何時、“その日”が訪れるかもしれない。
突然の訃報が避けられない年齢なのだ。
そこでふと、父親を亡くし、相続問題に直面しているあの友人のことが頭に浮かんだ。
自分もいつ何時、同じ状況に立たされるかもわからない。
相続なんて、これまで一度も考えたこともないし、親・兄弟と話したこともない。
いつしか直面する問題なのに、だ。
別に親の財産をあてにしているわけではない。
でも、相続の手続きはめんどうだと聞くし、“そのとき”は、いつか必ずやってくる。
実家を誰が引き継ぐのか、お墓を誰が守るのか、財産をどう分ければいいのか。
考え出すと、いろんな課題が頭に浮かんでくる。
相続が起きた後も、家族が円満に過ごすことが、何よりの親孝行なのだと思う。
そのために、できる限りの準備をしておきたい。
そして、親も子どもに迷惑をかけないためにも知っておいてほしい。
でも、いったい何を準備しておけばいいのか?
相続に関しては知識ゼロの編集者と、
東京国税局で約10年にわたって相続税を担当していた元国税ライターが、
プロの税理士にも教える相続専門の税理士に、わかりやすく相続のことを教えてもらう!
内容説明
税理士、元国税、ド素人の対話形式だからすらすら読めて、どんどん分かる!
目次
プロローグ 相続はめんどくさい
1 「家族で相続の話をする」のがめんどくさい…子どもに迷惑をかけたくなければ生前に準備を
2 「遺言を書く」のがめんどくさい…家族の争いを避けるための遺言と相続税対策
3 「相続直後の手続き」がめんどくさい…家族が亡くなったらすぐやるべきこと
4 「遺産の分け方を決める」のがめんどくさい…遺産分割協議を円満に済ませるには
5 「相続財産の名義変更」がめんどくさい…財産ごとに手続きが必要
6 「相続税の申告」がめんどくさい…特例をうまく使って相続税を引き下げる
エピローグ 相続で本当に大切なこと
著者等紹介
前田智子[マエダトモコ]
1978年愛知県生まれ。2000年名古屋市立大学経済学部卒。2004年税理士法人トーマツ(現デロイトトーマツ税理士法人)入所。2015年税理士法人レディング入所。士業や先生業ではなく「サービス業」であることをモットーに、ほとんどの人が初めて経験する相続を円滑に進められるよう女性税理士ならではの視点を含めて、きめ細やかに対応。相続専門税理士・行政書士として複雑な人間関係の案件、弁護士案件、難易度の高い案件、規模の大きな案件など、数多くの相続税申告・生前対策をサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。