出版社内容情報
一流になるのに必要なのは、才能ではなくプロセスだった!
どんな分野でも通用する「上達のしくみ」がある。ジャズピアニストから外科医まで、あらゆる達人が辿ったプロセスを解き明かし、彼らの身につけた「感覚」を言語化。豊富な実例とともに誰でも実践できる形に落とし込んだ、“学ぶすべての人”に向けた成長の教科書。
【目次】
序章 忘れられた学びのかたち
私たちは何をもって「一流」と評価するのか
PART0 BE AN EXPERT 「エキスパート」になる
第1章 一つの物事を極めるということ
徒弟制度から学ぶー熟達に至る道のり
第2章 すべての仕事の根幹をなす「学び」を考える
未熟な外科医が経験した深夜の緊急手術
PART1 APPRENTICE 見習い期間に経験すること
第3章 ひたすら繰り返す
反復作業を通じて得られる3つのスキル
第4章 感覚を研ぎ澄ます
自分の身体を「読む」
第5章 空間を整える
パーソナルスペースという「第二の皮膚」
第6章 失敗を経験する
「レジリエンス」と熟達の関係性
PART2 JOURNEYMAN 職人期間でさらに成長する
第7章 自分から他者へ
大切なのは「肘より上」
第8章 自分の声を育む
人との関係を変える「声」の力
第9章 即興を学ぶ
「レジリエンス」と「リカバリー」
PART3 Master 先人になって「教える」
第10章 新たな道を拓く
「糸」の達人たち
第11章 伝える
「閾値を越える」ための後押し
終章 なぜ「熟達」が大切なのか
人間の深い欲求が隠れている