出版社内容情報
「ぼくにはなにもない」と語る男性を通じ「本当の幸せ」に気づく、自己啓発本。個人出版でありながら、電子書籍で注目を集め、ベストセラーとなった作品を愛蔵版として刊行。人生のつらさや、毎日のつまらなさを軽くし、幸せや世界の素晴らしさに気づける1冊。新規短編「触れることについての小さな哲学」も掲載。
*本書は2019年6月10日にKindle Direct Publishingから出版された書籍の内容を一部加筆・修正し、書き下ろしの新作を加えた書籍です。
内容説明
「ぼくにはなにもない。家族も、恋人も、やる気も、健康も、生きる意味さえも…」。“ぼく”が問いかける、「幸せの在り処」の物語。
目次
ぼくにはなにもない
触れることについての小さな哲学
著者等紹介
齋藤真行[サイトウマイク]
日本基督教団牧師。1979年生まれ。2008年東京神学大学大学院修了。現在、日本基督教団甲府教会牧師。キリスト教を中心として分野を横断する著書を多数出版
さいとうれい[サイトウレイ]
1979年生まれ。横浜美術短期大学卒。イラスト制作や、“青藤いろは”のペンネームで山本周五郎原作『さぶ』の漫画化に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
存在と自己認識: 孤独感 虚無感 自己受容 生きる意味 無力感 自己喪失 人間関係と社会: 家族関係 友人関係 社会との断絶 愛される経験 他者比較 承認欲求 他者との距離感 精神的葛藤: 自己評価低下 心の空白 価値観再考 絶望感 存在の不確かさ 幸せの探求: 小さな幸福 日常の喜び 物質主義からの解放 心の満足感 静寂の価値 何もないことの意味 哲学的考察: 存在意味 自由と責任 精神的豊かさ 受容と解放 内面的充実 孤独と自由 何も持たない強さ 自然: 触覚の重要性 季節の移り変わり 風の音 光と影2025/03/02
書の旅人
2
図書庵の棚入替えを、ひと月延ばしてもらいました。まだまだ新たな出会いがあると感じていたからです。その勘は当たり、本作に会えました。新テーマ『犬と猫と人と…』は、これまでの自分を振り返るもので、正直、辛いと思うこともあった選書でしたが、良い棚になるという充足感もあります。庵を訪れてくれた誰かの心を、そっとなでるくらいなら出来るかもしれない…。卓袱台をひっくり返す様に一転してから10年。ようやく人への気持ちがまた、芽吹きはじめたのかもしれません。2025/01/01
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