出版社内容情報
最も苦しく、最も面白いプロジェクトは人生だった。超人気著者が人生の問題を経営戦略コンセプトで解決する!生き方の羅針盤
内容説明
最も苦しく、最も面白いプロジェクトは人生だった。人生の迷いに経営学で答えを出す!迷った時に読む「人生というプロジェクト」の全ガイド。
目次
第0章 なぜ、いま「人生の経営戦略」なのか?
第1章 目標設定について
第2章 長期計画について
第3章 職業選択について
第4章 選択と意思決定について
第5章 学習と成長について
著者等紹介
山口周[ヤマグチシュウ]
1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科修了。電通、ボストンコンサルティンググループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tαkαo Sαito
28
山口さんはコロナ禍あたりからメディアで知りましたが、ポジショニングを取らない、フラットな立場からの視点、物言いが好きで勉強させてもらってます。前に会社に顧客向けに講演に来てくれたことがあり、生で少しでしたが講演を聞くことも実現できました。 さて、今回の著者もとても良く、面白く読めるのはもちろん、人生という超長期的で不確定な、リスクありありなプロジェクトについて、自分なりの正解を作り出すために、プロジェクトを進めていくことへの勇気を湧かせてくれた本。山口さん、ありがとうございました2025/02/18
りんだりん
20
もともとこういった戦略的思考が好きだし、今はまさにキャリア支援の仕事に魅力を感じて動き出したところだけに次から次に刺さりまくった。キャリア理論は経営戦略論と親和性があることは何となく感じていたがこうもみごとに結びつけられたら脱帽しかない。モウイチド読んで自分なりに消化していきたい。作中にもあった。「真似て、自分のものとして取り込んでいく」さっそく実践していきたい。★42025/04/28
てってけてー
17
経営戦略論をはじめとした経営学の様々な知見を個人の人生というプロジェクトに活用するためのガイドを提供する本。 目標設定、長期計画、ポジショニング等に分けて説明されている。 学びとしては ・時間資本を適切に配分することが持続的なwell-beingに繋がる ・相手は評判や信用といった社会資本を見ている ・考えた通りに生きなければならない。さもないと生きた通りに考えてしまうから ・居場所は10年で変えよう ・強みは自分で見つけづらい、長く続けて来たことを信じよう ・打席数を増やす ・経験とは良質な失敗 2025/03/26
merci
14
☆☆☆「人生の秋」にはサーバントリーダーシップと結晶性知能が必要。どんなに成功したとしても、いづれ第一線を退き、立場を後進に譲り、頼られなくなり、最終的には忘れられることになる。このような状況を他者を支援し、他者の成長や活躍に新しい喜びを見出すかで人生後半のクオリティ・オブ・ライフは大きく変わってくる。2025/03/24
ちーくん
12
山口周さんの本は、新刊が発売されたらすぐに読み切ってしまうほど大好きです(笑)相変わらず話がロジカルかつ読みやすい文体で、読んでいて知的好奇心がぐんぐんと刺激されます。『ここは非常に重要な点なので、市場におけるポジショニングを検討する際は常に念頭に置いておいて欲しいのですが、「市場における価値」は「能力や知識の水準」ではなく「需要と供給の関係」によって決まります。』これって商品とかだと当たり前ですが、自分の人生戦略となると確かに忘れがち…。2025/01/26