出版社内容情報
家族であるがゆえに、老いた親とのコミュニケーションは非常に複雑で繊細です。子供としては相手のことを思って言ったことも「年寄り扱いするな!」「死ねってことか!」とかえって揉め事になってしまうケースは少なくありません。
本書は、免許返納や認知症の検査、デイケアサービスの提案、相続の相談など、年老いた親の自尊心を傷つけず上手にコミュニケーションを取るための言い換えをまとめた唯一の本です。親と一緒に暮らす人から、離れて暮らす人まですぐに使える実用企画です。
【この本のここがすごい】4つのポイント
◆ポイント1 1時間読めば使える
本書は言い換えパターンを◯×で紹介し、読みやすい形式にまとめました。内容は濃いままに文章量はコンパクトにしたため、実家に帰省する際の新幹線や飛行機など小一時間で読める書籍になっています。
◆ポイント2 1ページ読むだけで使える
各項目、シーン別で見開き1ページに収まるようにしています。そのため、必要なところだけを読んですぐ実践できます。巻末に逆引きリストもあるため、読者のニーズに併せて使用できます。
◆ポイント3 ◯×形式だからマネするだけで使える
◯×の言い換え形式のため、いちいち考えずともマネするだけで使えます。また、短い解説もついているため、自分なりに言い換えたい人にも対応しています。
◆ポイント4 離れた親にも使える
親と離れて暮している人も電話などで使えるような内容になっています。そのため、実家を出て都会で働く人でも、地方で親と同居する人でも使える書籍です。
内容説明
「親に口出しするのか!」「おちおち家にもいられない!」「年寄り扱いするな!」「私の勝手でしょ!」と言われていつもモヤモヤ…。この本がすべて解決します。
目次
第1章 何気ない日常での「伝わらない」
第2章 なにかあってからでは遅いのに「伝わらない」
第3章 気をつけてほしいのに「伝わらない」
第4章 してほしいことがあるのに「伝わらない」
第5章 「イヤ!」と言われてしまって「伝わらない」
第6章 本人が気づいていなくて「伝わらない」
第7章 口出しされて「断れない」
第8章 親を傷つけてしまいそうで「言い出せない」
巻末特典 歳をとった親との「会話パターン」25選
著者等紹介
萩原礼紀[ハギワラレイキ]
国内最大クラスの訪問看護・リハビリ・デイサービスを提供する株式会社ゴルディロックスの創業者兼共同代表。日本大学板橋病院で経験を積んだのち独立。現在も経営者として訪問看護・リハビリ・デイサービス事業を展開するだけでなく、専門医に相当する専門理学療法士(基礎・運動器)として、利用者やその家族と現場で携わっている。業界内での信頼も厚く、業界全体の若手理学療法士の育成や教科書作成にも関わっている。医療の道に進んでからの25年間で直接診察した患者の数はのべ18万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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