出版社内容情報
分散株式、少数株主は大きなリスク!
放置していると、社長の座を奪われる!?
安定した経営権を確保し、
事業承継したい社長の必読書
中小企業で見落とされがちな株主管理。設立時の出資者や相続による株主変更など、気がつかないところで株式が分散している。平時は何事もないようでも、分散株式があることで安定した経営ができないばかりか、経営権を失う事態も生じうる。分散株式のリスクを知るとともに、株式を集めて強い経営権を確保する方法を紹介。
内容説明
少数株主は大きなリスク!放置していると社長の座を奪われる!?「お家騒動」に学ぶ経営権確保の必要性。オーナー社長のための株式集約事例を紹介。経営権安定の「必要3条件・十分3条件」がわかる。安定した経営権を確保し、事業承継したい社長の必読書!
目次
第1章 経営権をめぐる争い―「お家騒動」から学ぶ経営権確保の必要性と重要性(現代の世の中にあふれる「お家騒動」;「お家騒動」の典型的なパターンを整理すると? ほか)
第2章 少数株主が存在するリスク(会社経営における「経営権」を知らない経営者が多すぎる;経営権のリスクはどの会社にも存在している ほか)
第3章 株式価値はどう計算するか?(経営権=株式の譲渡には「相続」と「贈与」があるが…;相続税・贈与税申告時の株価計算方法 ほか)
第4章 オーナー社長の株式集約サポート事例集(人の数だけ事情があり、事例の数だけ学びがある;会社も活かして兄妹仲良く別の会社を経営 ほか)
第5章 経営権安定の「必要3条件・十分3条件」とサントリーに学ぶ企業の事業承継(経営権とは何か、まずは再確認を;経営権安定の「必要3条件・十分3条件」と経営理念の確立 ほか)
著者等紹介
喜多洲山[キタシュウザン]
喜望大地会長、オーナー社長歴45年。社長の経営安定化と安定した経営権の事業承継をミッションとする。ローカル小売業の3代目として年商1億円から50億円まで拡大し、SBI等ベンチャーキャピタル4社から出資を受けIPOを目指すも、負債30億円を抱え、破綻寸前の経営危機に陥る。内容証明郵便300通、特別送達100通、所有不動産の競売9物件、数え切れない差し押さえなど、筆舌に尽くせぬ艱難辛苦を経験する。修羅場体験の中で事業継続に奔走し、組織再編とスポンサーへのM&Aで事業を再生。認定事業再生士(CTP)、立命館大学院経営管理研究科修了(MBA)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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