出版社内容情報
3千社以上が導入したマネジメント法・識学。「とにかく仕組み化」という考えを元に、ルールによって問題解決をする方法を伝授。
内容説明
全国3500社が導入。マネジャー層から経営層まで。「人」は責めるな、「ルール」を責めろ。トップに駆け上がる人に必要な「考え方のすべて」。
目次
第1章 正しく線を引く―「責任と権限」
第2章 本当の意味での怖い人―「危機感」
第3章 負けを認められること―「比較と平等」
第4章 神の見えざる手―「企業理念」
第5章 より大きなことを成す―「進行感」
終章 「仕組み化」のない別世界
著者等紹介
安藤広大[アンドウコウダイ]
株式会社識学代表取締役社長。1979年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社NTTドコモを経て、ジェイコムホールディングス株式会社(現:ライク株式会社)のジェイコム株式会社で取締役営業副本部長等を歴任。2013年、「識学」という考え方に出合い独立。識学講師として、数々の企業の業績アップに貢献。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、株式会社識学を設立。人と会社を成長させるマネジメント方法として、口コミで広がる。2019年、創業からわずか3年11ヶ月で東証マザーズ上場を果たす(現在はグロース市場に移行)。2023年5月現在で、約3500社以上の導入実績があり、注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
347
『数値化の鬼』に続いて。前作同様、タイトルから連想されるようなメソッド本ではなく、なぜ仕組み化なのかという意識喚起に重点をおいた、間口の広い一冊になっている。 自身の立場や環境に置き換えた時に「これはあの時のことだな」と、経験から具体例を引っ張ってこれるような、ある程度のキャリアかある人ほど重宝しそう。言い換えれば、ケーススタディが充実している訳ではないということにもなるが、それは著者の目的のひとつとして、より効率的に織学を浸透させていきたいという狙いがあるからこそ、あえてそうしたのだろう。2023/07/31
森林・米・畑
131
『リーダーの仮面』『数値化の鬼』の3作目。識学という考え方も知らなかったので、もっと掘り下げたい。人を責めずに仕組みを責める。組織の歯車として機能せよ。この本では経営理念の大切さが書かれていた。経営理念が念頭にあるか無いかでも仕事に対する意味が大きく変わってくるのだな。個人の生きる意味も考えなければ。2023/11/05
tonnura007
114
経営者や管理職が人の上に立ち続けるための思考法を識学のCEOが解説。個人を責めずに仕組みを責める。マニュアルを大切にする。ルールを明文化する。企業理念を認識する。 個々人の能力や個性を尊重する風潮が強くなりすぎると仕組みが機能しないため、一人一人が歯車となって動くことが重要だと説いている。全てが正しいかはわからないが、経営者なら凄く参考にできる書籍だと思う。 文字が大きく、一行につき一文しかないのであっという間に読み終えた。文字密度は薄いが、内容はそれなりに濃いと思う。2024/02/20
まちゃ
111
『組織の中で、「替えの利かない人」は今の位置にとどまる。「歯車として機能する人」は、人の上に立てる』から始まり、そのための「仕組み化」について説いた本。「仕組み化」の反対は「属人化」。この本で言う「仕組み化」を通じて、かけがえのない歯車を目指すこともビジネスパーソンの一つの生き方だと思います。気づきを与えてくれる一冊。若い人にもお薦め。2023/08/14
おしゃべりメガネ
111
中間管理職になって四年目を迎えている今、とても刺激のある一冊でした。目からウロコとはまたちょっと違った響き、閃きを本書から多数気づかせてもらえた気がしています。本来は'学び'とまで吸収できれば良かったのですが、残念ながら今の自分ではまだまだ到底、そのレベルには達していないなと改めて痛感しました。しかしながら、本書に書かれていたコトの何かしら1つでも実行できれば、少なからずそれは前進かなと思います。本書は繰り返し、繰り返し、マーキングしながら何度も手にとり、読むべき一冊かと思われます。中間管理職はツラいな。2023/07/13