世界でいちばん短くてわかりやすい民主主義全史―ビジネスパーソンとして知っておきたい教養

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世界でいちばん短くてわかりやすい民主主義全史―ビジネスパーソンとして知っておきたい教養

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  • サイズ 46判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478115527
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報



ジョン・キーン[ジョン キーン]
著・文・その他

岩本正明[イワモトマサアキ]
翻訳

内容説明

古代メソポタミアから現代まで民主主義4000年史を完全網羅。

目次

序章 民主主義の進化を歴史から読み解く(民主主義をめぐる景色は一変している;歴史から希望を見出す ほか)
第1章 集会民主主義の時代―メソポタミア~ギリシャ(民主主義の起源はアテネ?;集会民主主義は東から西へ ほか)
第2章 選挙民主主義の誕生―欧州~大西洋へ(大西洋に広がった新しい民主主義;民主的かつ代表的な政府 ほか)
第3章 牽制民主主義の未来―挑戦を受ける多様な民主主義(民主主義の蘇生;多くの犠牲の上に ほか)

著者等紹介

キーン,ジョン[キーン,ジョン] [Keane,John]
オーストラリアの政治学者。現在、シドニー大学およびベルリン科学センターの政治学教授。アデレード大学で政治、政府、歴史について学び、トロント大学で哲学と政治経済分野の博士号を取得。その後ケンブリッジ大学で研究を続けた。民主主義に関するクリエイティブな考え方を持つことで有名であり、1989年には世界初の民主主義研究所であるセンター・フォー・ザ・スタディ・オブ・デモクラシー(CSD)を創設した。ここ最近では、シドニー・デモクラシー・ネットワーク(SDN)を創設・運営した。ニューヨーク・タイムズ、アル・ジャジーラなど各種メディアにコメントを寄せている

岩本正明[イワモトマサアキ]
1979年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、時事通信社に入社。経済部を経て、ニューヨーク州立大学大学院で経済学修士号を取得。通信社ブルームバーグに転じた後、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

18
民主主義とは、普遍的で理想的な政体ではなく、権力の濫用を防止し牽制するための制度。起源はギリシャではなくシリア・メソポタミアの集会民主主義。しかしデマゴーグの出現や衆愚政治への転落により衰退。次は大西洋に広がった選挙民主主義。国家としての一体感を作り出すことに成功したが、資本主義や世論の暴走をおさえらず、全体主義化して二度の世界大戦も引き起こした。最後は近年の牽制民主主義。市民・メディアなどさまざまな視点から権力を監視する。しかし逆に国家や巨大企業から人々が監視・コントロールされる事態も進んでいる。2022/10/05

まゆまゆ

14
民主主義による制度がうまれた歴史を振り返っていく内容。監視資本主義やパンデミックに加え中国やロシアの台頭もあり、今や民主主義は危機を迎えている、と考える人が多い中でも、それでも民主主義以外の制度は考えにくい。専制、君主制と違って、民主主義はあらゆるものが絶えず変化するという前提の上に成り立っていることを理解すべき。2022/10/25

スターライト

6
民主主義の歴史を集会民主主義、選挙民主主義、牽制民主主義と発展してきたとして各時代の民主主義制度を紹介。古代ギリシアのアテネが民主主義の”発祥の地”だと思っていたが、そこから700~1000年以上さかのぼるミケーネの時代にデモクラシーに関連する用語があったとの指摘に驚き。また制度としての原型は紀元前2500年頃の古代シリア・メソポタミアにあったというのが定説になっていることも知る。西洋中心ではなく南米などの地域にも目を配り、権力を監視・抑制する牽制民主主義の動きも論じるなど刺激的な書だった。2022/09/17

かわかみ

3
時宜に適う好著。集会が基盤の古代民主主義はギリシャの独占ではなくシリア・インド・フェニキアにもあったが滅びた。デマゴーグと軍がアテネの民主主義を歪めマケドニアが滅ぼした。著者が選挙民主主義と呼ぶ西欧発祥の近現代民主主義はスペインが嚆矢で公会議などキリスト教の影響による発明。民主主義は当然のものではなくポピュリズム等の矛盾を孕む。著者は更にデジタルメディア時代の牽制民主主義(任意団体が公権力を監視する)に期待するが甘かろう。日本では当該団体が党派性を帯び、党派性あるマスコミの拡散により世論となるのだ。 2022/11/08

rune

1
名著『デモクラシーの生と死』の著者による、コンパクトなデモクラシー史。コンパクトではあるものの、『生と死』で展開された著者のデモクラシー史観—西欧中心主義の相対化、「東」起源のデモクラシー、ヒュブリス(傲慢)への反対、集会デモクラシー→代表デモクラシー→モニタリング・デモクラシーという流れ、等々—は承け継がれている。2500年にわたるデモクラシーのグローバルな展開を少ない紙幅で論じているため、ついていくのが少々大変だが、それでもあの分厚い『生と死』を読むよりは楽。2022/11/06

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