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出版社内容情報
「あの人に話したい」と著名人が続々指名する人気インタビュアーの「聞く技術」。一瞬で「聞き上手」に生まれ変わります。
目次
第1章 人生と仕事に効く「聞く技術」
第2章 「聞く力」を何倍にも膨らませる事前準備
第3章 話を聞き出す「環境」のつくり方
第4章 インタビュー開始5分で信頼してもらう
第5章 「聞く」がはかどるメモの取り方
第6章 質問せずに、本音を引き出す
第7章 オンラインで深く聞く7つのコツ
第8章 インタビュー企画書のつくり方
インタビューQ&A
著者等紹介
宮本恵理子[ミヤモトエリコ]
インタビュアー・ライター・編集者。1978年福岡県生まれ。筑波大学国際総合学類卒業後、日経ホーム出版社(現・日経BP)に入社し、『日経WOMAN』などの雑誌編集・取材執筆に携わる。2009年末にフリーランスとして活動を始め、主に「働き方」「生き方」「夫婦・家族関係」のテーマで人物インタビューを中心に執筆する。編集者として書籍、雑誌、ウェブコンテンツなども制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中嶋 太志
6
インタビューは、読者像を明確化し読者の代理人として聞きたいことを、話し手の語りたい物語や自ら話しにくいトピックから引き出す。信頼関係が重要であり、事前に話し手の関連情報を読み通し、適切な服装と持ち物で臨む。相手の日常の場所・時間帯に赴く。冒頭で企画趣旨、掲載場所と読者、質問内容を説明する。聞き手の現状理解を示しながら問いかけ、深掘り・他の話との接続・別の場合や場面への転換・読者を意識した踏み込みで展開する。感情よりも情景を聞く。言い換えや比喩で言語化のアシストをする。言い足りていないことを最後に確認する。2023/09/30
たかぴ
4
インタビューとは話し手さんと受け手の仲介業者として勤めていく。確かに最終的に話し手さんが伝えたい相手は、自分ではなく多くの受け手さんの方なんだから。2022/11/13
tkokon
4
【転がる余白】宮本氏はインタビューで「質問をしない」。その場の会話が弾み、話が転がった先にこそ面白いエピソードがあり、それを見つけ出すのがインタビューであると理解しているから。その「転がり」を生み出すために、聞きたいポイントを絞り、冒頭の語りだしをきれいにまとめ、インタビューの環境にも気を配り、公開情報を整理する。そして本番では全力で相手の表情・語り口に気を配り、話し手と聞き手(読者)をつなぐことに全力を注ぐ。インタビューとは「聞きたいことを羅列」することではなく「話が転がる余白を生み出す」こと。2022/03/26
玲
4
話し手の言いたいことを解きほぐす 話し手との信頼感 何を聞きたいかビジョンを明確に 何故その人か いつ、誰に届くのか 地点を合わせる お品書きで聞くことを事前に 紙でメモ 掘る つなげる 転がす 渡す まち上手になる 何か言い足りないこと2021/11/21
ui
3
元AERA編集長 浜田敬子氏の引用が印象的。「人物ドキュメントを書く目的のインタビューでは、話し手の感情を聞くよりも、情景を聞いたほうがいい。映画のワンシーンを描くよ うに聞き出していく」(174)。 エピソードを再現ドラマにするとしたら、どんな情報が必要になるのかという視点で取材する。2023/02/16
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