出版社内容情報
銀行の不祥事をモチーフとする経済小説。
中中堅地銀のサガミ銀行は、神奈川に本店を置く同族経営の老舗銀行で、中小企業・個人分野のリテール事業を主力とする。同行には、その営業手腕によって隠然たる権力を振るう、営業推進部の朝岡部長が派閥を形成し、部下を恫喝まがいに締め付ける恐怖政治がまかり通っていた。そうした業績至上主義的な空気の中、シェアハウスで急成長する不動産ベンチャーに融資を始める。それは粗悪な物件を開発し、それとは知らぬオーナーから資金を巻き上げる詐欺的商法だった。メガバンクやよい銀行の支店長から、地銀大手のサガミ銀行に転じた主人公若宮一樹が、腐った銀行経営にメスを入れる。
内容説明
業績至上主義、腐敗する組織、喰らいつく悪徳ベンチャー。いったい誰がこの銀行を助けるのか。強欲な上司に追い立てられ、利益だけを追う行員。焦る行員に取りつく悪徳企業。コンプライアンスも崩壊しきった銀行を救うために立ち上がったのは…。
著者等紹介
渋井正浩[シブイマサヒロ]
1966年宮城県生まれ。1988年東北大学経済学部卒業。協和銀行(現りそな銀行)入行。支店での営業担当を経て、本社で法人融資審査業務を行う。2005年りそな銀行を退職。セミナー・研修講師として独立し、金融機関の社員研修を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ドッケン
3
流石にこれはフィクションだなと思いながら読み進めましたが、サラリーマンあるあるもでてきて楽しく読めました。2022/09/19
GOTI
3
☆★著者はりそな銀行OB。創業家が絶体支配し「シェアハウス」投資資金融資で組織的な不祥事を引き起こしたスルガ銀行をモデルとする経済小説です。在職中の経験や知識を生かして書いたのでしょうが、チープです。銀行を舞台にして不正、暗闘、リベンジをうまく描く池井戸潤と比較すると大きく見劣りします。メガバンク名門支店長に抜擢された若宮は不運な事件により左遷される。そして同族経営の中堅地銀のサガミ銀行へ転職する。そこは業績至上主義による恐怖政治が支配していた。融資部次長となった若宮の戦いが始まる。 2022/01/22
Yuichi Fukumoto
1
中身はともかく軽く読めました。★2022/02/04
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