出版社内容情報
世界各国の今をこの1冊に凝縮!パラパラ見るだけで位置関係がスッと入る。国とエリアの特徴が面白いほどわかる。
内容説明
国どうしの位置関係が見える。世界各地域の最重要テーマがわかる。地理的な思考力が身につく。複雑な世界の“今”がわかる最高の入門書。
目次
第1章 アジア
第2章 ヨーロッパ
第3章 アフリカ
第4章 北・中央アメリカ
第5章 南アメリカ
第6章 オセアニア
著者等紹介
井田仁康[イダヨシヤス]
筑波大学人間系長、教授。博士(理学)。1958年生まれ。日本社会科教育学会長、日本地理教育学会長などを歴任。筑波大学第一学群自然学類卒。筑波大学大学院地球科学研究科単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
48
Y図書館。各国ごとに書いてあるため、気になる知らない国を引いて読める。が、果たして記憶に残るのか? 地図は随所にあるが、カラーの方がよりよい。2023/03/12
よっち
30
ニュースで見聞きした国、オリンピックやW杯に出場した国、ガイドブックで目にとまった国など、名前は知ってるけれどどんな国なんだろう?という世界212の国と地域をわかりやすく解説した一冊。各国の情勢はしばらくすると激変していたりするので、自分の知識をアップデートしたいと思って手にした一冊でしたが、植民地としての歴史も無視できない中で近年の情勢にも触れつつ、経済、エネルギー、人口、紛争、敵対国、同盟国、環境問題、日本との関わりといった面から各国1~4ページ程度で分かりやすくまとめてくれていて読みやすかったです。2022/05/27
クサバナリスト
13
ブルネイ·ダルサラーム国は国土が二分されている。フィリピン共和国は2000年代に英語を公用語とした。トルコ共和国の約2割はクルド人。BTCパイプラインあり。キプロス共和国はヴィーナス誕生地。カザフスタン共和国はガガーリンのロケット打ち上げ地あり。ブルガリア共和国はローズオイルの約7割を生産。エストニアは電子国家。リトアニア共和国には杉原千畝のスギハラ通りがある。フィンランド共和国はトーベ・ヤンソン生誕、ノキアあり。アイスランド共和国の男性の育児休暇取得率は7割。2022/06/14
キリル
12
世界212の国と地域について特徴や関係が簡潔に紹介されている本。簡略ではあるものの、経済や歴史だけでなく、文化や環境にも触れられていて、その国や地域のイメージが持ちやすくはなるかなと思いました。通し読みするより、関心のある国を拾い読みする方が楽しいかなと思いました。ただ、地図は最初に出てくるのみで標高などの情報はなく、その後の説明でも出てこないので、地形的な説明がイマイチ入って来づらいかなと思いました。ページ数の都合もあるかと思いますが、もっと地図と絡めてあるとよりよかったかなと思いました。2022/12/30
DEE
10
主要な大国を除き一ページ内でその国の特色が記されており、ぼんやりとした輪郭なら十分に掴める内容。まだまだ聞いたことのない国ってあるんだと感心する。途中途中に地図が挿されているので位置関係を確かめながら読むとさらに面白い。2時間でわかるとあるけど、一気読みしてしまうのはちょっともったいないかも。2023/04/01