出版社内容情報
多様性の時代に必須教養となった「世界の民族」。世界96カ国で学んだ元外交官が多くの取材や実体験からわかりやすく解説。
内容説明
差別・戦争・政治経済・芸術文化…出来事の根本にある人種・民族がわかれば「世界の文脈」が理解できる。
目次
1 教養としての民族―グローバルエリートの頭のなかには「民族の世界地図」がしっかり入っている
2 混沌としたアジア―これからますます「中国の影響力」が大きくなるエリア
3 抗争と統合のヨーロッパ―なぜ、「民族の壁」を越えてEUは誕生できたのか?
4 分断の悲劇で苦しむ中東・アフリカ―「宗教」と「民族」が混ざりあうややこしい地域
5 「新大陸」は人種のるつぼ―「先住民」と「移民」の融和と対立
6 今後の世界と日本を考える―差別のない未来はやってくるのか?
著者等紹介
山中俊之[ヤマナカトシユキ]
著述家。芸術文化観光専門職大学教授。神戸情報大学院大学教授。株式会社グローバルダイナミクス取締役。1968年兵庫県西宮市生まれ。東京大学法学部卒業後、1990年外務省入省。エジプト、イギリス、サウジアラビアへ赴任。対中東外交、地球環境問題などを担当する。エジプトでは、カイロのイスラム教徒の家庭に2年間下宿し、現地の生活を実際に体験。首相通訳(アラビア語)や国連総会を経験。外務省を退職し、2000年、株式会社日本総合研究所入社。2009年、稲盛和夫氏よりイナモリフェローに選出され、アメリカ・CSIS(戦略国際問題研究所)にてグローバルリーダーシップの研鑽を積む。2010年、グローバルダイナミクスを設立。研修やコンサルティングを通じて、激変する国際情勢を読み解きながらリーダーシップを発揮できる経営者・リーダーの育成に従事。2011年、大阪市特別顧問に就任し、橋下徹市長の改革を支援。カードゲーム「2030SDGs」の公認ファシリテーターとしてSDGsの普及にも務める。2022年現在、世界96カ国を訪問し、先端企業から貧民街、農村、博物館・美術館を徹底視察。コウノトリで有名な兵庫県豊岡市にある芸術文化観光専門職大学の教員としてグローバル教育に加え自然や芸術を生かした地域創生にも注力。ケンブリッジ大学大学院修士(開発学)。高野山大学大学院修士(仏教思想・比較宗教学)。ビジネス・ブレークスルー大学大学院MBA、大阪大学大学院国際公共政策博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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