出版社内容情報
戦略的な人事を担う組織こそが〝新しい人事部の姿〟であり、経営者のビジネスパートナーとなり得る。
内容説明
“アフターコロナ”を戦える人事とは何か。企業競争力を上げる人事がこの1冊でわかる!
目次
第1章 「戦略人事」とは何か(コロナショックが“人事”を変えた;従来の日本型組織の破綻 ほか)
第2章 採用―今までの「当たり前」を捨てよ(人材採用の本質的な目的;人材採用は「経営課題」である ほか)
第3章 育成―教え方・育て方を変える(時代遅れの人材育成手法;社員投資が不可欠な背景 ほか)
第4章 評価・処遇―何を評価すべきなのか(「評価」にイノベーションが起きている;日本企業の人事制度の変遷 ほか)
第5章 戦略的な組織づくり(常に不完全な組織;デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進 ほか)
著者等紹介
古田勝久[フルタカツヒサ]
タナベ経営経営コンサルティング本部チーフコンサルタント。自動車部品メーカー、食品メーカーの人事部門にて採用・人材育成・人事労務に従事。タナベ経営入社後は、現場で培ったノウハウをもとに、経営的視点から人と組織にアプローチし、中堅・中小企業の成長を支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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戦略人事とは:コロナショック 日本型組織の終焉とイノベーション 新しい人事の在り方 戦略人事と人事戦略 全社最適の視点と専門性 採用―今までの「当たり前」を捨てよ:経営課題 人材ポートフォリオ アルムナイ フリーランス 採用イベントの小規模化 通年化 育成―教え方・育て方を変える:社員投資 1人ひとり・才能の塊 戦略リーダー人材 ブレンドラーニング 評価・処遇―何を評価すべきなのか:同一労働同一賃金 組織戦略の大転換 常識を変える 全社一律→多立型 仕事軸 戦略的な組織づくり:常に不完全な組織 存在目的2021/05/09
epascal6
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「戦略人事」とは、人材という経営資源をマネジメントして事業戦略の達成をサポートしていく取り組みのこと。「人事戦略」との大きな違いは業績にコミットするかどうか。その観点で言えば、戦略人事の対象とする範囲は広く、ヒトに関する経営そのものです。給与計算や労務管理といった運用的な業務に加えて、経営戦略を理解し、現場を理解し、事業に合った組織を設計し、社内コミュニケーションを設計する、そんな人事戦略・組織戦略を遂行するための経営のパートナーとしての役割が人事に求められるそうですが、そんなスーパー人事、見たことない。2023/10/30