出版社内容情報
GAFAの日本法人で活躍する現役部長が教えるExcelマクロ入門書!
著者はこれまでマクロを使って、様々な業務を効率化させてきました。例えば、数十万行のデータからグラフを540個作成し、詳細な売れ行きが分かるよう、カテゴリに数千の商品を一つ一つ紐づける作業。これは人の手だと1週間かけても終わらない作業ですが、マクロを使うと30分程で完成してしまいます。さらに自ら社内講座も主催し、全くマクロを触ったことがない数百人を指導をしてきました。
そんな著者ですが、前職時代を含め、プログラミングの経験は全くありません。エクセルやマクロはすべて独学で学んできました。そして約20年間マクロを使った業務改革を行い「マクロのたった1割を学べばエクセル業務の9割以上は効率化できる」という結論に至ったのです。
そこで本書では、本当に必要な知識に絞って、できるだけわかりやすく説明をしています。初心者がつまずく大きな要因の専門用語は極力排除。挫折につながるエラーの原因も先回りして丁寧に解説しています。セルに文字を入力したりコピー&ペーストしたりといった簡単な操作から、繰り返しのような少し高度な作業までカバーしました。
この1冊を読めば、普段しているほとんどのエクセル仕事に対応できます。
さらにマクロを実際にどう活用するかについても解説。
規則的な作業はマクロで、資料やグラフのデザインは手作業でやった方が速いといった手作業とマクロの使い分けや具体的な利用シーンの紹介など、学んだマクロをどう実践するかまで紹介します。
内容説明
マクロを仕事で使うための、ポイントのみを押さえた省力的で効率的な学び方。これが、本書のコンセプトです。マクロを完璧にマスターする必要はありません。専門用語は暗記しなくても大丈夫。時間もミスも大幅に削減できるマクロの再利用法を解説。これまで使っていた関数をマクロでもほぼそのまま使えるテクニックを紹介。
目次
1 マクロを作る・動かす環境を準備する
2 シート・セル・行・列の操作は3ステップで
3 変数をマスターすれば作業が圧倒的に減る
4 対応力アップ!条件ごとに作業を分岐させる
5 マクロが劇的にわかりやすくなるメッセージボックス
6 繰り返し作業はすべてマクロにやらせよう
7 「シートごとコピー」でコピペが超効率化する
8 書き方に悩んだら?マクロの記録
9 シーン別!実際の仕事でのマクロ活用法
10 超簡単なマクロでもっと効率化するテクニック
著者等紹介
寺澤伸洋[テラサワノブヒロ]
1976年、大阪府生まれ。灘高校、東京大学経済学部卒業後、日系メーカーで17年間勤務。経理や営業、マーケティング、経営企画などに携わり、独学で覚えたエクセルマクロを用いて様々な分析や業務改革を行う。2017年、GAFAの日本法人のうちの1社へシニアマネージャー(部長)として転職。これまでエクセルマクロを用いた業務改善などで数多くの社内表彰を受けている。手作業では不可能なほど大量のデータを、短時間で分析しやすく加工したことが評価され、社内エクセルマクロ講習会の講師として延べ200人以上に講座を実施。仕事に必要な部分だけを効率的に学べる講座として満足度98%の高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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