WHAT IS LIFE?生命とは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478111079
  • NDC分類 460
  • Cコード C0045

出版社内容情報

本書は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが、「生命とは何か?」について、語りかけるようなやさしい文体で答える一冊。



著者が、生物学について真剣に考え始めたきっかけは一羽の蝶だった。12歳か13歳のある春の日、ひらひらと庭の垣根を飛び越えた黄色い蝶の、複雑で、完璧に作られた姿を見て、著者は思った。



生きているっていったいどういうことだろう? 生命って、なんなのだろう?



著者は旺盛な好奇心から生物の世界にのめり込み、生物学分野の最前線に立った。本書ではその経験をもとにして、「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の生物学5つの重要な考え方をとりあげて、生命の仕組みについての、はっきりとした見通しを提示する。



・・・あなたの出発点がどのレベルにあろうと、そう、たとえ科学って苦手だなぁと感じている人も、怖がらないでほしい。この本を読み終えるころには、あなたや私や繊細な黄色い蝶、そしてこの惑星上のすべての生き物が、どのようにつながっているか、より深く理解してもらえるはずだ。私と一緒に、「生命とは何か」という大いなる謎に迫ろうではないか。(本書の「まえがき」より)

内容説明

生きているとはどういうことか?生命とは何なのだろう?人類の永遠の疑問にノーベル賞生物学者が答える。

目次

1 細胞―細胞は生物学の「原子」だ
2 遺伝子―時の試練をへて
3 自然淘汰による進化―偶然と必然
4 化学としての生命―カオスからの秩序
5 情報としての生命―全体として機能するということ
世界を変える
生命とは何か?

著者等紹介

ナース,ポール[ナース,ポール] [Nurse,Paul]
遺伝学者、細胞生物学者。細胞周期研究での業績が評価され、2001年にノーベル生理学・医学賞を受賞。1949年英国生まれ。1970年バーミンガム大学を卒業後、1973年イースト・アングリア大学で博士課程修了。エジンバラ大学、サセックス大学、王立がん研究所(ICRF)主任研究員、オックスフォード大学教授、王立協会研究教授を経て、1993~1996年王立がん研究所所長、2003~2011年米ロックフェラー大学学長、2010~2015年王立協会会長、2010年より現職、フランシス・クリック研究所所長。2001年にノーベル生理学・医学賞を受賞したほか、2002年に仏レジオン・ドヌール勲章、2013年にアルベルト・アインシュタイン世界科学賞を受賞。世界中の大学から70以上の名誉学位や名誉フェローシップを受賞。首相科学技術顧問。『WHAT IS LIFE?生命とは何か』が初の著書となる

竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。理学博士、サイエンス作家。東京大学教養学部、理学部卒業、カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。小説、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろき@巨人の肩

136
ノーベル賞遺伝学者ポール・ナースの著するライフサイエンスの教科書。「生命とは何か?」を細胞・遺伝子・自然淘汰・化学・情報の観点から平易にまとめて、「世界はどう変わるか?」を自然への畏敬の念のもと希望をもって語る名著。生命とは①自然淘汰により進化する能力があり、②生命体が物理的な境界をもつ、③化学的、物理的、情報的な機械である、と定義する。細胞は「ウェットウェア」であり、人間は並外れた脳を獲得した。われわれ生命が誕生した「物語のはじまり」は1回だけ。地球と調和しながら進化するために生命の起源を探求すべき。2021/12/13

アキ

98
著者は細胞周期に欠損をもつ酵母変異株の分離によりcdc2遺伝子を発見し、その遺伝子がヒトでも細胞周期の制御因子であることを証明し、2001年ノーベル医学生理学賞を受賞した。生命はたったひとつのストーリーから成っていると結論に至る様が興味深い。1細胞2遺伝子3自然淘汰による進化4化学としての生命5情報としての生命の観点から生命を捉え、生命とは1自然淘汰を通じて進化する能力、2生命体が「境界」を持つ、物理的な存在であること、3生き物は化学的、物理的、情報的な機械、の3つの原理が合わさったものと結論づけている。2021/07/17

夜長月🌙@新潮部

73
作品名はシュレディンガーの著書「What is life?」へのオマージュです。生命とは何かという根元的な疑問にわかりやすくステップを踏んで答えています。まず生命の基本単位である細胞を解説し、次に生命たる由縁につながる遺伝子について。さらに進化から細胞内で起こる化学反応こそが生命活動であること。最後に生体内の情報伝達によるホメオスタシスや遺伝子情報について解説しています。巨大化学プラントをはるかに越える体の中で起きている化学反応や無口な細胞たちの情報社会はおもしろい視点でした。2021/03/31

Tenouji

64
懐かしくて一気読み。大学生時代にむさぼり読んだ分子生物学関係の内容がバランスよく配置、解説されている。そう生命科学を考えるうえで必要な現時点での知見がコンパクトにまとまっている。最大の問いである「生命とは何か」については、無難なまとめではあったけど、DNAが長期に情報を記録する高信頼性の仕組み、と書いてあって、少しハッとしたw。2021/05/28

Koichiro Minematsu

60
感想というより素晴らしい本と言いたい。これは教科書です。中一デビューとして読むことをお薦めしたい。あっと言う間に理科が生物学がきっと好きになる。そんな学びのワクワク感があります。2021/12/04

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