出版社内容情報
クリスチャン 5大宗教 教養
内容説明
なんでイエスはすごいの?聖書って、誰が、どんな目的で書いたの?神って何?概念?めっちゃ身近で、めっちゃ謎。歴史と文化を理解するための必須教養。世界一とっつきやすくて、わかりやすい宗教講義。
目次
第1章 ざっくり知るキリスト教(キリスト教って、何なんだ?;クリスチャンって、何なんだ?;教会って、何をする場所? ほか)
第2章 クリスチャンから見た世界(キリスト教を「信じる」と人は変わる?;ストップ!「PDCAサイクル」;神様は越えられない試練だって与えます ほか)
第3章 ゆるーくたどる聖書ストーリー(聖書を読んだつもりになるために)
著者等紹介
MARO[MARO]
1979年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。ツイッターアカウント「上馬キリスト教会」の運営を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
77
このシリーズ3冊目。ふざけた内容で少し不愉快すら覚えた1冊目、聖書の人物を面白おかしく紹介した2冊目に続く本書は、キリスト教の基本やクリスチャンのあり方を紹介した上で、聖書の物語を超早送りで辿る。「三位一体とは「三つで一つ」ではなく「一つで三つ(位格)」」、「落穂拾いのルツが異邦人であることの意味(タマル、ラハブには言及がないが…)」、「復活こそが唯一無二の福音(グッド・ニュース)」など、信仰に関わる大切なことを巧妙に織り込みながら、平易な言葉でキリスト教を語ろうとする著者の真摯な姿勢が伝わってくる。2020/10/01
アコ
23
Twitterで大人気の上馬キリスト教会の信徒が《公式でない、牧師でもない、信徒だからこそ書けるリアルクリスチャン像》を綴る本。/キリスト教に触れて30年以上、カトリック受洗から8年経つけど「実は聖書は苦手」という言いにくすぎるものを抱えている身としては第3章[ゆるーくたどる聖書ストーリー]は本当にわかりやすい!非信徒が重くとらえがちなキリスト教の『罪』についてや『三位一体』(=3つで1つではなく1つで3つ)などもわかりやすく解説。タイトルに偽りなき超入門書。キリスト教にざっくり触れたいかたにオススメ。2020/11/24
e
19
以前読んで面白かった上馬教会さんの最新作。神に任せるという考え方は、ついつい多くを背負いがちな私たちの生きるヒントになるのではと感じました。この本を読んでいたら以前一度だけ行ったことのある教会にまた行きたくなったので近いうちに行けたらいいな。2020/08/13
ミミネコ
17
今読んでる本がちょっと行き詰まったので、旦那さんが借りていたコチラをササッと読む。キリスト教徒でもキリスト教を知らない人でも、楽しくわかりやすくキリスト教とは、教会とは、聖書とはを教えてくれる一冊。説教より子供説教(子供向けに牧師がお話をしてくれる)の方がスッと心に落ちる私にもわかりやすく嬉しかった。洗礼はゴールではなく「入学式」確かに!ここから死ぬまでの生涯学習が始まるに納得。「数えてみよ、主の恵み」を早速始めよう。2021/10/06
tetsu
17
★4 わかりやすい。これを読めば聖書を読まなくても分かった気になります。高度な宇宙観測技術や分子生物学など科学が発展した現在、聖書に書かれていることがフィクションと思わざるを得ませんが、もともとは社会的集団としての人への生きる指針としての物語だったのでしょう。 シンプルだった宗教が、政治や権力と結びつくことで宗派が分かれたり、いさかいの種になっていくのでしょう。2021/09/24