出版社内容情報
投資の神様ウォーレン・バフェットが、株主にあてたいわゆる「バフェットからの手紙」で、「この本に載っている」と認め、自信が経営するバークシャー・ハサウェイの株主総会会場で販売され、話題となった書の待望の日本語版。バフェット本の中でも有名な『バフェットからの手紙』の著者による、バフェット本の決定版でもあります。
特に日本語版にはアフターコロナに関する内容を加筆してあり、投資の神様がコロナにどう向き合うのか、後継者は?といった疑問に答えています。
バフェットをテーマにした書籍が数多く出版されています。だが、その多くは投資家、資産運用者としてのバフェットの素顔を紹介するとともに、その投資哲学、すなわち天才的なバリュー投資家としての側面と手法について解説するものばかりでした。
しかし、バフェットは、投資と経営両面で大成功を収めた稀代の企業家です。本書には、これまであまり紹介されてこなかった、バフェットの経営者としての側面と投資選定のメカニズムに研究の軸足を置き、バフェットの哲学やマネジメント術を解明しました。
信頼をベースとしたアメと、容赦ないムチによるバフェット独自の経営スタイルや企業統治に関する重要かつ実践的な教訓などが、興味深いエピソードや事例とともに紹介されています。
自身の投資に役立てるだけではなく、特に金融や経済、ビジネスやマネジメントに役立つ情報が満載です。
内容説明
バフェット公認。2020年株主総会で推奨された話題の書。「アフターコロナ、後継者問題の答えがこの本にある」投資とマネジメントの真髄が明らかに。『バフェットからの手紙』の著者による決定版。
目次
1 組織マネジメントの掟(プレイヤー―さびれた繊維会社を世界一の投資会社に変身させる;パートナーシップの慣習―株価が30万ドルになるまで ほか)
2 信頼と委譲の掟(買収―人への信頼こそが巨利の源泉;取締役会―バフェットの人材育成術 ほか)
3 投資の掟(対比―最初は「門外漢の乗っ取り屋」だった;比較―買収後の見事な経営が数々の伝説を生んだ)
4 課題克服のための掟(判断―判断ミスはコストのうち;大衆の認識―注目されすぎる代償 ほか)
著者等紹介
カニンガム,ローレンス・A.[カニンガム,ローレンスA.] [Cunningham,Lawrence A.]
1962年7月10日生まれ。ジョージ・ワシントン大学のロースクールの教授を務める。企業の取締役会に対する支援や提言、コーポレート・ガバナンスに関する研究などが認められ、2018年には全米取締役協会(NACD)よりケネス・D・ウェスト生涯貢献賞が授与された。コーポレート・ガバナンスや投資関連の著作も多数
キューバ,ステファニー[キューバ,ステファニー] [Cuba,Stephanie]
プロジェクトマネジメント、投資分析、官民パートナーシップを専門とする不動産コンサルティング会社、CCストラテジーの社長を務める。現在ニューヨークに在住
岩本正明[イワモトマサアキ]
1979年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、時事通信社に入社。経済部を経て、ニューヨーク州立大学大学院で経済学修士取得。通信社ブルームバーグに転じたのち、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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