出版社内容情報
クラシック;名曲;オーケストラ;ベートーヴェン
内容説明
ラフマニノフなどアメリカへの知識移民の功績とは?“作曲家”マーラーの評価はなぜ上がったか?ロマン派を支えた女性パトロンの面々とは?生誕250年!ベートーヴェンはなぜフリーランスで成功したのか?音楽から、社会経済の歴史が見える!
目次
序章 クラシック音楽の基本
第1章 「音楽後進国」ドイツの隆盛―バロック
第2章 産業革命で楽器も聴き手も変わった―古典派
第3章 芸術と民族主義で多様化した―ロマン派1
第4章 近代化の波でよりダイナミックに―ロマン派2
第5章 世界が熱狂するオペラ
著者等紹介
松田亜有子[マツダアユコ]
アーモンド株式会社代表取締役。元東京フィルハーモニー交響楽団広報渉外部部長。活水女子大学音楽学部ピアノ・オルガン学科を首席で卒業後、長岡市芸術文化振興財団、東京フィルで企画・広報を担当。日本郵政株式会社、株式会社経営共創基盤(IGPI)を経て、2013年に東京フィルに復帰。「創立100周年記念ワールドツアー」「日韓国交正常化50周年記念公演」「日中国交正常化45周年記念公演」などで、広報渉外統括責任者として世界各地への広報や、主催者・協賛者との交渉を務める。2018年に独立し、現任。IGPI顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAK.I
11
前作に引き続いて。こちらは数百年の時を経て聴き継がれてきた名曲について、時代ごと作曲家ごとにその裏側や当時の制作秘話について語られている本。前作よりも作曲家と曲自体にスポットが当てられているのでこちらの方が好み。どれも聴いてみたくなり、自分のようなクラシック初心者にはピッタリだ。そして、演奏家や聴衆が演奏したい!聴きたい!と思うからこそ、名曲として後世に継がれていくのだと思う。言い過ぎかもしれないが、素人ながらその歴史の一部を担っていると意識し、責任をもって演奏会に足を運ぼう。巻末紹介の名盤も制覇したい。2023/02/12
うちだ
7
前作の「クラシック音楽全史」が文字通り音楽史にフォーカスしているのに対し、本書は個々の楽曲にスポットを当てているため、より身近に感じながら読めました。前作が音楽史を通じて教養を身につけるための解説書だとすれば、本書はより実用的なクラシック音楽の指南書といった位置づけでしょうか。個人的に、マーラーやラフマニノフ、ストラヴィンスキーといった比較的近代の作曲家にはまだ馴染みが薄かったので、彼らの曲の解説は参考になりました。また、冒頭の系譜図と国別のグラフ、巻末のおすすめ曲ガイドがとても分かりやすかったです。2024/11/16
ケルトリ
4
Youtubeで調べるのに良い感じだった。2020/11/06
mike101486
4
作曲家の一人に絞った解説でなく、水平展開されておりとても読みやすく親近感を感じた一冊でした。2020/03/20
bluelotus
4
★★★☆☆ 作曲家を2~3の代表曲と絡めて説明しているので、説明に唐突感があった。2019/11/12
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