出版社内容情報
本の読み方、挫折の乗り越え方、時間の作り方、何を学べばいいのか…? 勉強はこの1冊でOK!独学者のバイブルが誕生
内容説明
読むのが遅い。時間がない。続かない。頭が悪い。お金がない。やる気が出ない。何を、どう学べばいいか迷ったときの羅針盤。「自分を変えたい」すべての人へ。
目次
第1部 なぜ学ぶのかに立ち返ろう(志を立てる;目標を描く ほか)
第2部 何を学べばよいかを見つけよう(知りたいことを発見する;資料を探し出す ほか)
第3部 どのように学べばよいかを知ろう(読む;覚える ほか)
第4部 独学の「土台」を作ろう(国語独学の骨法;英語(外国語)独学の骨法 ほか)
著者等紹介
読書猿[ドクショザル]
ブログ「読書猿Classic:between/beyond readers」主宰。自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知をカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bluemint
151
この圧倒的な内容についても、実用書を渡り歩いている人たちは「知っていることばかりだった」というだろう。でも勘違いだよ。これらの方法を一つでも実際に行ってモノにした事はあるのか?知識として知っていることと少しでも実践する事には大きな開きがあるんだ。退職してから独学で経済学に再入門している私にとって30ページ足らずの序文に肯定され、涙が出るほど勇気づけられた。途中で挫折したらこの本に照らして修正してまたやり直せばいいさ、誰に強制されているわけじゃなくて、この学びは自分との約束なんだからと。2020/12/05
masa
145
読み応えがすごかった。独りで勉強するための様々な方法がとてもわかりやすくまとめられていてありがたかった。とくに第4部の実践例が参考になった。これから勉強机の脇に常に置いて何度も開くことになりそう。2021/02/25
Take@磨穿鉄靴
129
やっと最後のページまで辿り着く。時間はかかったしお値段もそれなりにしたけど非常に、非常に満足している。精神論だけではなくあくまで実践的で具体的な学習方が系統だって提示されている。具体的であるのですぐに使えるテクニックも多い。実際に学習に活かしているしその恩恵を感じている。この本を起点として良書への橋渡し的な使い方も可能。現在世界史に取り組んでいるがここに出てきたテクニックに助けてもらいながら納得するまで取り組もうと思う。もっと学びたい!そういう人の、そうなりたい人の為の友であり師。文句無し。★★★★★2021/04/07
ゼロ
125
分厚い本。独学するための55の技法が書いてあるが、厚さの割には時間を掛けずに読むことができた。この本は、独学とは何か?から始まり、学び続けることの意義やモチベーションの持ち方や記録して分析するなど数々の技法が書かれている。何をやれば正解なのか?という解答を教えてくれる本ではない。しかし、独学とは、孤学ではないことを何度も訴えている。途中で図書館の活用法などが書かれており、人によっては使わないかもしれない。すぐに理解し、実践できる本ではない。ただ手元に置いておき、定期的に読み返したくなる本でした。2022/09/15
yasunon
123
相性:★★★★☆ 抜粋:意識して思い出すことすら不要なくらいしっかり覚えている無数の事項の上に、俺たちの理解は成り立っている。 所感:【Audible】アツイ。独学に対する情報量と熱量が、溢れて出ている。紹介されている55の技法には、「グレー時間クレンジング」のように既に実施しているものあれば、「ラーニングログ」のような、新たに取り組みたい事項もあった。また、付録に具体的なケース毎の本書の活用方法があり参考になった。そもそも通読というよりは、状況に応じて辞書のように使用するようにデザインされているようだ。2021/10/10