出版社内容情報
★HRアワード2020 書籍部門 最優秀賞受賞! 『他社と働く』 著者の最新刊!
★職場の「分かり合えない溝」を乗り越えるための新しい対話の方法 2 on 2を初公開!
★今、注目の経営学者が悩めるリーダーに投げかける異色の組織変革論!
「職場の雰囲気がギスギスしている」「会議で誰も発言しない」「納期の遅れや失注が頻発している」「みんな忙しいのに業績が上向かない」「病欠者や離職者が多い」…。
もしあなたの職場で、こんなモヤモヤが放置されていたら要注意。
職場の小さなモヤモヤを、本書では「組織の慢性疾患」と呼ぶ。
このような職場の慢性疾患を放置したままだと、それは、いつか積もり積もって大きなトラブルや経営リスクとなって姿を現すかもしれない。
そうなる前に、気が付いたら早めに早めに自分たちでセルフケアすることが何より肝心だ。
困っている悩み事を真ん中に置いた4人一組で行う対話の方法、それが2 on 2。
2 on 2は、組織の慢性疾患を見つけ、そこに具体的なアクションを講じるセルフケアを実施するための変革的な取り組みのことである。
職場には大なり小なり問題が存在するが、問題は厄介事ではなく、チームや組織をより良くするために発生する契機ともいえる。
しかし、問題を通じて組織をより良く出来るかどうかは、リーダーが対話的にアプローチできるかどうかに掛かっているのだ。
職場のモヤモヤを解消するための新しい対話の方法、2 on 2の実践で組織がみるみる変わる。
職場のモヤモヤに困っているリーダー必読!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
29
なんだか読者に実感が伴わない感がすごかった。。前著の方がまだしっくり来たかな。 ターゲット的に企業のマネージャーや管理職に対してアプローチしてる手法を取り上げてるから、ってのもありそうだけど。 こういうのは読むだけだと効果はあんまりなくて、実際にやってみないといけないんだろうなぁ。2021/05/17
なの
16
当事者役が投げかけた問題のユニークさを探求することが大切。 それぞれが抱える問題は、その人独自の問題と受け止めることは、その人を人として受け止めることだと感じた。 まず取り掛かることも大事だけど、進め方や目的をしっかり共有する機会があって良いと思った。例えばすぐに問題解決策を言わないってこと、結構難しいはず。2023/03/23
zel
13
前作がとてもなるほどと思わされて、とても好きだったから、大きな期待で読みました。分かるんだけど、自分、できるかな。自分の背景だけでいっぱいいっぱいで。ナラティブアプローチ、学んでいきたい。2021/06/20
むらさき
12
前著の『他者と働く』が良くて、続編という事で読んでみた。 少し自分語りですが、前著に影響を受けて相手のナラティブに巻き込まれようとしたのですが、失敗しました。 まず対話がナラティブの理解ではなく、自分のナラティブの押し付け、説得になってました。 『対話』。。。難しすぎ。 と諦めていたところで本書を読みました。 今は「そういわれてもなぁ」って気持ちが強いです。 ただ自分の理想的な方向ではあるので、一度振り返りを行ってちょっとずつ改善していきたいです。2024/02/04
bookreviews
12
人が問題なのではなく、問題が問題。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/2on22022/08/05