出版社内容情報
本当は何をしたいのか、どう働き、どう生きるべきか。キャリアだけでなく、価値観、思い入れ、感情などを織り込んで人生を考える
内容説明
『ハーバード・ビジネス・レビュー』厳選!仕事と生きがいの接点を見つけ、組織と個人の幸福度を上げる。仕事に意義を感じているか、かつての情熱を失った時にどうするか、先行き不透明な時代にこそ考えるべきこと。
目次
1 あなたは仕事に意義を感じているか
2 仕事への情熱を失ったら、四つの方法で乗り越える
3 パーパスとは見つけるものでなく、自らつくるものである
4 「天職」ではない仕事に意義を見出す方法
5 仕事もキャリアも人生も、パーパスがなければ輝かない
6 目的を成果につなげる「パーパス・ステートメント」
7 部下がパーパスに目覚める五つの質問
8 部下に有意義な仕事をさせるリーダーとは
9 理想はわかっているのに、なぜ仕事選びに失敗するのか
10 仕事には幸福感ではなく、意義を求めるべきである
11 トムスは「WHY」を信じる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すくすく
9
複数の書き手が働くことのパーパス(英題:Purpose,meaning + passion)について書いている。ネット上で見かけるパーパス経営について読んでも何か自分にしっくりこない感じがあったが、主語は会社ではなくあくまで個人の物語と意味づけであり、自分のライフステージごとに変わったって勿論良いのだ。2023/09/10
sho
2
最近バズワードになっている企業経営上の「パーパス」ではなく、個人の働き方や人生にスポットライトを当てた概念についての各専門家の小論文集。記憶に残ったのは、目の前の仕事を意識するジョブ・マインドセットでもなく、年収や肩書を意識するキャリア・マインドセットでもなく、職場と人生両方の目的意識が一体となった「パーパス・マインドセット」が重要と説くのは、目新しいと感じた。2021/05/26
akiapa2
1
自ら職務に工夫を凝らし再設計する、ジョブクラフテイングによって仕事に意義や満足感を見出せないか。パーパスはつくるものであり、見つけるものではない。仕事に意義を見出すのと同じくらい意義を与えることに注力する。エンドユーザーや受益者と接点を持つことを心がける。仕事時間の50%を給料やキャリアのことを考えている場合、人生と仕事のパーパスを考え直すべきタイミングに来ている。2025/01/14
Itsuma Tanaka
1
パーパスとは仕事の意義。会社や立場を超えてどう在りたいか、どう社会に貢献したいかを問うもの。実際はお金やなんだといろんな要素も込で満たされないと行けないと思うが、それでもお金はあとからついてくると自分に言い聞かせること。2021/08/02
さわでぃー
1
パーパスステートメント作成に役立つ。個人のパーパス作りに参考になった。2021/03/09