マンスキー データ分析と意思決定理論―不確実な世界で政策の未来を予測する

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マンスキー データ分析と意思決定理論―不確実な世界で政策の未来を予測する

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  • サイズ 46判/ページ数 348p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478105740
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C0033

出版社内容情報

日本語版序文

監訳者まえがき



第Ⅰ部 データ分析編

第1章 強い結論欲しさに、分析の信頼性が犠牲にされている

第2章 政策の効果を予測する

第3章 これまでにない処置の効果を予測する



第Ⅱ部 意思決定編

第4章 単純な状況下で部分的な知識に基づいた意思決定の理論

第5章 複雑な状況下で部分的な知識に基づいた意思決定の理論

第6章 データ分析の「消費者」に伝えたいこと

内容説明

原始的なデータサイエンスから脱却せよ。ありもしない仮定に基づいた単純な分析は、もはや害である。米国科学アカデミー会員による豊富な事例と平易な解説で、最新理論「部分識別」のコンセプトがわかる!未知の感染症に有効な治療薬を選ぶには?奨学金を増やすと大学進学率は上がるのか?所得格差は遺伝と環境のどちらが重要なのか?すべてのデータサイエンティスト・ジャーナリスト・行政職員必読!

目次

第1部 データ分析編(「強い結論」欲しさに政策分析の信頼性が犠牲にされている;政策の効果を予測する;新しい政策に対する人々の行動を予測する)
第2部 意思決定理論編(単純な状況下で部分的な知識に基づいて意思決定をする;複雑な状況下で部分的な知識に基づいて意思決定をする;データ分析の「消費者」へ)

著者等紹介

マンスキー,チャールズ[マンスキー,チャールズ] [Manski,Charles F.]
ノースウェスタン大学経済学部教授。マサチューセッツ工科大学卒業、同大学院にてPh.D.(経済学)取得。1989年に制約の弱い仮定を設けてデータを解釈する手法「部分識別」を開発。従来の計量分析へ一石を投じ、経済学以外の学問や公共政策の立案にも多大な影響を及ぼした。2009年米国科学アカデミー会員、2014年イギリス学士院客員会員、2015年トムソン・ロイター引用栄誉賞(ノーベル経済学賞予測)など受賞歴多数。第2次世界大戦中に日本政府駐リトアニア領事代理・杉原千畝が発給した「命のビザ」で日本へ渡航し、ナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ系難民サムエル・マンスキーの長男

奥村綱雄[オクムラツナオ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。大阪大学経済学部卒業。東京大学大学院にて修士号、博士号取得。ノースウェスタン大学大学院にてチャールズ・マンスキーの指導を受け、Ph.D.(経済学)取得。専門は計量経済学、マクロ経済学

高遠裕子[タカトオユウコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BananaBoyfriend

4
前の集団の結果を見て処置割り当てを変えていく適応的分散は使えそう。簡単なので期待厚生基準だけで政策評価してしまいがちだが、原発問題とか考えると、期待厚生基準だけで評価できるわけはなく、マキシミン(最悪の状況を考えて再稼働反対)やミニマックスリグレット(部分的に再稼働?)の意思決定基準もあることを踏まえないと、政策分析が的外れになるんだなと2022/04/10

ico

1
非常に専門的で、言葉で語ると言いつつ内容はおそらくEconometricaの論文。面白いし、ある発想も湧いたのだが、実行に移すのが大変そうである。 部分識別的な観点から見ればDIDも完全な識別ではない、というのも面白い(おそらくATTの話?2023/06/06

Kohe

1
3ヶ月かけて何とか読み終えた。難解。通常、あらゆる検討は必ず結論を出すため場合によって強い仮定を置かざるを得ないが、その弊害について納得。今まで当たり前だったことも偽なのかも。 後半の薬事承認に対する著者の代替案やレッセフェールに学習効果が少ない旨は興味深かった。が、コロナでの世の中の対応を見ると現実的にそれは厳しく、どうやればいいんだろうな。 また時期を改めて咀嚼しながら読みたい。2022/08/12

kiyokichi

1
ちょっと息切れしつつ流し読みで読了……。 もう少し寝かせて再読します。2020/12/29

yokkoishotaro

0
面白かったが、図があった方がわかりやすいのになぁと思う部分が結構あった。期待厚生基準、マキシミン基準、マックス・リグレット基準はとても勉強になった。2023/01/31

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