出版社内容情報
日本語版序文
監訳者まえがき
第Ⅰ部 データ分析編
第1章 強い結論欲しさに、分析の信頼性が犠牲にされている
第2章 政策の効果を予測する
第3章 これまでにない処置の効果を予測する
第Ⅱ部 意思決定編
第4章 単純な状況下で部分的な知識に基づいた意思決定の理論
第5章 複雑な状況下で部分的な知識に基づいた意思決定の理論
第6章 データ分析の「消費者」に伝えたいこと
内容説明
原始的なデータサイエンスから脱却せよ。ありもしない仮定に基づいた単純な分析は、もはや害である。米国科学アカデミー会員による豊富な事例と平易な解説で、最新理論「部分識別」のコンセプトがわかる!未知の感染症に有効な治療薬を選ぶには?奨学金を増やすと大学進学率は上がるのか?所得格差は遺伝と環境のどちらが重要なのか?すべてのデータサイエンティスト・ジャーナリスト・行政職員必読!
目次
第1部 データ分析編(「強い結論」欲しさに政策分析の信頼性が犠牲にされている;政策の効果を予測する;新しい政策に対する人々の行動を予測する)
第2部 意思決定理論編(単純な状況下で部分的な知識に基づいて意思決定をする;複雑な状況下で部分的な知識に基づいて意思決定をする;データ分析の「消費者」へ)
著者等紹介
マンスキー,チャールズ[マンスキー,チャールズ] [Manski,Charles F.]
ノースウェスタン大学経済学部教授。マサチューセッツ工科大学卒業、同大学院にてPh.D.(経済学)取得。1989年に制約の弱い仮定を設けてデータを解釈する手法「部分識別」を開発。従来の計量分析へ一石を投じ、経済学以外の学問や公共政策の立案にも多大な影響を及ぼした。2009年米国科学アカデミー会員、2014年イギリス学士院客員会員、2015年トムソン・ロイター引用栄誉賞(ノーベル経済学賞予測)など受賞歴多数。第2次世界大戦中に日本政府駐リトアニア領事代理・杉原千畝が発給した「命のビザ」で日本へ渡航し、ナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ系難民サムエル・マンスキーの長男
奥村綱雄[オクムラツナオ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。大阪大学経済学部卒業。東京大学大学院にて修士号、博士号取得。ノースウェスタン大学大学院にてチャールズ・マンスキーの指導を受け、Ph.D.(経済学)取得。専門は計量経済学、マクロ経済学
高遠裕子[タカトオユウコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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