企業変革の実務―いつ、何を、どの順番で行えば現場は動くか

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企業変革の実務―いつ、何を、どの順番で行えば現場は動くか

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478105436
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

元マッキンゼー・パートナーの事業再建請負人が明かす、
どんな企業・組織も立て直す実践的6ヵ月プログラム!

はじめに

第1部:理論編

1章 不振企業、冴えない企業では何が起こっているのか

2章 企業変革のゴールは「自律的な課題解決ガバナンス」にある

3章 成功をもたらす変革プログラムの設計方法


第2部:実践編

4章:変革のタイムフレーム

5章:Phase1 変革前の準備(変革開始2ヶ月前?)

6章:Phase2 新体制の立ち上げ(変革開始?2ヵ月)

7章:Phase3 変革プログラムの設計(2?3ヵ月)

8章:Phase4 プログラムの本格起動、安定稼動(3?6ヵ月)

9章:Phase5 成果発現から変革の拡大、定着化(6ヶ月以降)

10章 変革実践タスクの全体像

おわりに

小森 哲郎[コモリ テツオ]
著・文・その他

内容説明

変革時の会議は「頻繁に、大人数」を厭うな。「戦略」や「ビジョン」など大枠を議論して「やったつもり」になるな。流行の経営手法の安易な「輸入」が企業を滅ぼす。元マッキンゼー・パートナーの事業再建請負人が明かす、どんな企業・組織も立て直す実践的6ヵ月プログラム!

目次

第1部 理論編(不振企業、冴えない企業の病巣;企業変革のゴールとは何か;成功をもたらす変革プログラムの設計方法)
第2部 実践編(変革のタイムフレーム;Phase1 準備フェーズ―変革開始2ヵ月前~;Phase2 新体制立ち上げフェーズ―変革開始~1、2ヵ月後;Phase3 変革プログラム設計フェーズ―変革開始後3ヵ月まで;Phase4 変革プログラム本格起動・安定稼働フェーズ―変革開始後3~6ヵ月;Phase5 成果発現から変革の拡大、定着化に向けた増殖フェーズ―6ヵ月後~;経営の視点から俯瞰する変革実践タスク)

著者等紹介

小森哲郎[コモリテツオ]
昭和33年12月1日生まれ、神奈川県出身。昭和59年早稲田大学大学院理工学研究科生産工学修士課程修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。平成5年同社プリンシパル(パートナー)就任。平成14年株式会社アスキー代表取締役社長CEO、平成18年カネボウ株式会社(のちのクラシエホールディングス株式会社)取締役兼代表執行役社長CEO、平成27年株式会社建デポ代表取締役社長CEOに就任。現在は、株式会社巴川製紙所取締役監査等委員会委員長、ユニゾン・キャピタル株式会社マネジメントアドバイザーをはじめ、いくつかの企業や非営利団体に対するアドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

21
3つの基本がある。第一に「問題に謙虚になり、問題を問題と言ったことで一切の咎めは起きない。もしそういうことがあれば私が阻止する」。第二に「やれない理由ではなく、やれる方法を考える。どんな問題にも必ずやり方があるはずだと信じる」。そして最後は、「今できないことは問題ではなく、これから学べるかどうかが問題だと考え、1人で迷ったら人に相談して助けてもらう」ただし、流行のコンセプトや手法に安易に飛びつくのはいただけない。表層的に流行のコンセプトや手法に飛びつくことを繰り返せば、最新のもの、流行のものに依存する。2019/02/25

nekozuki

9
良書。ターンアラウンドマネジャーとして数々の実績を有する著者の経験から、変革実行初期〜浸透期の6ヶ月間について具体的な例を交えながら解説する。個別施策の説明ではなく、施策設定にあたっての、設計思想の計画・共有・定着にかかる方法論が主。業績改善が求められる会社だけでなく、あらゆる改善施策の実行にあたって、その取り組みの設計デザインに転用できると思う。2020/12/27

Great Eagle

6
マッキンゼー出身の経営者氏が書いた自律的課題解決ガバナンスの本。論理的でコンサル的な内容ではあるが、経営に実践したものでもあり、一定の説得力がある。いくつか実際の運営に活かせそうな内容があり有意義な本でした。2019/07/28

復活!! あくびちゃん!

5
成績不振の企業の事業再生について、具体的に方法からタイムフレームまで書いてある。非常に硬い表現が多く、抽象的でイメージしにくい部分もあるが、丁寧に書かれていると思う。この本のポイントは、「第4章 変革のタイムフレーム」から読むこと。その後、第1~3章を読むと、理解しやすいと思う。いやー しかし読み終えるのに時間がかかる本でした(笑)。 2020/03/12

とりもり

5
ターンアラウンドの状態まで至らなくても、この本で指摘されている事項は不振企業に共通している事象なので、広く役立つ一冊。三重苦(問題山積み、複合汚染、複雑骨折)をどう解決するかが実践的に語られている。3つの要件(業績改善タスクリスト、変革のリーダーシップ、変革のエネルギー)で診断し、3つの視点(変革4要件のマネジメント、変革メカニズム、変革の具体策)で変革プログラムを設計するというアプローチが丁寧に解説されており、手許に置いて何度も参照したいと思わせる。オススメ。★★★★★2019/03/22

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